ベイル 広大なスノーリゾート
ベイル(Vail)のゲレンデはベースから見える「フロントサイド」、奥に並ぶ7つの「バックボール」、その奥に広がる「ブルースカイベイスン」と大きく3つのエリアに分かれ、1日ではとても滑り切れない広さ。その広さは、なんと長野県八方スキー場の約10倍の領域を持ちます。
「バックボール」と「ブルースカイベイスン」は、圧雪されていない、自然の中を滑走するスキー・エリアです。
3,430mの山頂へ上がると、そこからは裏に広がるバックボウルを見下ろせますし、向かいの山に広がるブルースカイベイスンも見渡せます。初級者でも山頂から滑り降りることができる迂回路やゲレンデがあります。それぞれの山頂5か所にスキーパトロールの拠点があり、スキー場全体を常にパトロールしています。
ゲレンデマップやサインボード
リフトを降りるとかならずこのようなサインボードがあり、現在地や滑りたいゲレンデを確認できるようになっています。
リフト降り場以外にも、迷いそうな場所はもちろんのこといたるところにゲレンデマップやサインの看板が設置されています。
アメリカでは全てのスキー場で表示が統一されているます。
●は初級、■は中級、◆は上級、◆ ◆はエキスパートです。
ベイルのゲレンデ規模
ビレッジベース標高 | 山頂標高 | 標高差 | 滑走面積 |
2,454m | 3,527m | 1,052m | 2,141ha |
コース数 | 初級コース | 中級コース | 上級コース |
195コース | 18% | 29% | 53% |
リフト・ゴンドラ | バックボウル | テレインパーク | 最長コース |
33基 | 7つ | 3つ | 6.4km |
※ ミッドベイル標高 3,125m
※ 単純に日本の八方尾根スキー場の約10倍の規模
ベイルのモーグル用のゲレンデ。呆れるほどの広さですね。
ベイルの混雑率は、なんと1ヘクタール(3,000坪)あたり、たったの5人です。
スキー場内のレストラン
スキー場が大きいので、山の中に6つの大型のレストランがあります。
高級リゾート ベイル
ベイルには、ベイルビレッジ(VAIL VILLAGE)、ライオンズヘッド(LIONSHEAD VILLAGE)、カスケードビレッジ(West Vail)、ゴールデンピーク(East Vail)の4つの拠点があります。
この4つのビレッジ全体を結ぶVail Roadを無料のシャトルが巡回しています。バス停はとても見つけやすく、短い間隔にあり、バスも頻繁に来ます。
4つのビレッジの中でも、ライオンズヘッド LIONSHEAD VILLAGE(写真:上左)は、ベイルの表玄関ともいえるビレッジです。
そして、もう一つのメジャーなビレッジがベイルビレッジ VAIL VILLAGE(写真:上右)です。
『ライオンズヘッド』から『ベイルビレッジ』までベイルロードは特に華やか。
無数のブティック、レストラン、高級リゾートが軒を連ねます。
協力:コロラド州政府観光局
コロラドのスノーリゾート(スキー・スノーボード場) | |||
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ベイル | アスペン | ビーバークリーク | |
ブリッケンリッジ | キーストン |
ベイルと近辺のスキー場マップ
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ベイルへの行き方
デンバー国際空港からの一例です。
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