チェーン・オブ・クレーターズ・ロードを走る
チェーン・オブ・クレーターズ・ロード(Chain of Craters Road)は、デバステーション・トレイルの駐車場からホーレイ・シー・アーチがあるターンアラウンドまでの18.7マイル(30km)の、とても景観が良いハワイ火山国立公園内の主要道路です。今回は時間の都合でホーレイ・シー・アーチまでは行けませんでしたが、マウナ・ウル・ルックアウトとケアラコモ展望台を経由して、アラヌイ・カヒコまで行って戻りました。
デバステーション・トレイルとホーレイ・シー・アーチとの標高差は 3,700フィート(1,128m)あるそうです。なかなかの標高差ですよね!
マウナ・ウル・ルックアウト Mauna Ulu Lookout
マウナ・ウル・ルックアウト(Mauna Ulu Lookout)は、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの両脇の植物がほとんど無くなった辺りにある展望所です。見渡す限り360度、溶岩石の荒野です。日本では見ることはできない景色が広がってます。
溶岩の大地の遥か遠くに、ハワイ語で「長い山」という名前が付けられたマウナ・ロア(Mauna Loa)が見えます。標高は4,169mですから富士山より高いのですが、あまりのなだらかさに、そのような感じに見えません。体積は約75,000立法キロメートルあって、世界一と言われているそうです。しかも、活火山なので、更に大きくなるかもです。
ケアラコモ展望台 Kealakomo Overlook
ケアラコモ展望台(Kealakomo Overlook)は、標高1991フィート(607m)の所にある、ピクニックテーブルが設置された展望台。デバステーション・トレイルとホーレイ・シー・アーチとの標高差は 3,700フィート(1,128m)ですから、ちょうど中間ぐらいの標高まで下がってきたことになりますが、緩やかな下り坂だったので、1,709フィート(520m)も下った実感はありません。
ケアラコモ展望台からは、海までの溶岩石の大地の様子を見渡せます。ひときわ黒い所は、数年前に流れ出た溶岩の跡だそうです。地球上に新たな大地が出来ていくことを想像してしまいます。
アラヌイ・カヒコ Alanui Kahiko
アラヌイ・カヒコ(Alanui Kahiko)の標高は分かりませんが、ケアラコモ展望台から、かなり下りてきた実感はあります。
溶岩石の違いも肉眼で分かります。奥に見える黒々とした刺々しい岩はパホイホイ溶岩です。手前にある、表面がつるりとした溶岩はアア溶岩です。
海側を見れば、標高は数十メートルぐらいだと思われます。
チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの様子を動画でレポート
⇒ 05 サルファー・バンクスとスチーム・ベントを散策 の記事へ。
チェーン・オブ・クレーターズ・ロード
デバステーション・トレイルから、マウナ・ウル・ルックアウトとケアラコモ展望台を経由してアラヌイ・カヒコまで
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