アメリカから帰国

アメリカから帰国

5月3日 アメリカ13日目
いよいよ帰国の日が訪れた。
思えば遠くに来たものだ。

アメリカから帰国

信二郎の仕事に”オンブに抱っこ”でアメリカ・ニューイングランド地方に来て13日。
メイン州のキッタリーを中心に、あっちへ行ったりこっちへキッタリ~。
そんなアメリカ旅も今日で終わり。
いよいよボストン・ローガン空港から日本に戻る日がやってきた。

アメリカから帰国
アメリカから帰国朝6時頃目覚めて、いつもの朝食。
荷物を積み込んで8時過ぎに住み慣れた「Northeaster Motel」を出発することに。
残った現金は$17(¥2,000ちょい)。
最後にモーテルのドアを開ける時、ドアの横のプレートが
「お忘れ物のないように。またお越し下さいね!」と優しい声で囁いてくれる。
「うん!うん!ありがとう。またチャンスがあれば必ず来るからね~」
独り言を言いながら、車に乗り込む。

キッタリーからボストン「ローガン空港」へ

アメリカから帰国

キッタリーからボストン「ローガン空港」までは何度か通った道。
今日は日曜日なので渋滞も無く、1時間あまりでなんなく到着。
この1時間の間にメイン州ニューハンプシャー州マサチューセッツ州の3州をまたぐ。
50州あるアメリカの中の3州を、わずか1時間あまりで制覇したわけだ!
これは広大なアメリカ大陸にいて、とてもラッキーなことかもしれない。

アメリカから帰国
アメリカから帰国空港のレンタカー屋に「いこいザビ2号」(ナンバープレートが151 ZB2)を返却し、搭乗カウンターへ。
「NEW ENGLAND」と派手に書いてある牛の置物がある。
センスが良いのか、悪いのかは置いておいて…
まぁ、これも、思いっきりアメリカ~ン!やな~。

ボストン ローガン空港 のラウンジ

アメリカから帰国無事チェックインを済ませ、空港内のブリティッシュ・エアラインズのラウンジで2時間あまり休憩。

ここがまた豪華なのよ~。
大阪で言ったら「あこがれの北新地」のラウンジのようだ!(行ったことは無いが…)

アメリカから帰国
アメリカから帰国窓はなく、間接照明でムード満点。
ビールにウイスキー、ジンにワイン。ソフトドリンクなどが、飲み放題。
これは飲み過ぎると寝過ごして、飛行機に乗り遅れてしまうかも。。。やばい!やばい!
ということで、ワインを1杯だけ頂いてあとはコーヒーで我慢!

いよいよ帰国

アメリカから帰国
アメリカから帰国我々の乗ったJAL007便は5月31日13:30、定刻に離陸して一路日本へ!
飛行時間は14時間あまり。
今回のアメリカ旅を思い返しながら、のんびり帰ることに。

アメリカから帰国

映画を見たり音楽を聴いたり機内食を食べたり…
寝たり起きたり…機内食を食べたり…

成田空港に帰着

アメリカから帰国

日本に到着したのは7月1日の16:00。
これでアメリカ出発時にどこかに行った私の謎の13時間が、
プラマイゼロのチャラになったわけだ。
これぞ、時差のマジック。時をかけるおっさん!

成田空港から羽田空港へ

成田空港から羽田空港までバスで移動。
空港の近くのホテルで一泊して、翌日女満別空港から北見に帰る信二郎と分かれることに。
「いや~、今回はほんまに何から何まで世話になったな~。ありがとう!」と
別れを惜しんだ。

…のも束の間、

私は分かれて30秒後には目の前にあった空港内のラーメン屋に飛び込み、醤油味のラーメンをすする。

アメリカから帰国

「美味い!」
日本に帰ってきたことを実感するのであった。

大阪 淀川流域へ

アメリカから帰国

19:00発の伊丹行きに乗換え、大阪城を眼下に眺めながら無事に大阪へ。
こうしてキッタリーのモーテルから我家まで、
Door to doorでキッタリー24時間の旅が終わったのであった!

旅の思い出と 若かりし日の思い出

アメリカから帰国今回の信二郎が誘ってくれた、アメリカ旅。大人の修学旅行。
毎日が新鮮で思いっきりアメリカ~ンな、楽しい13日間だった。

中学~高校の一番多感だった頃、北海道の片田舎・北見市の学校で同級生だった二人。
一冊の雑誌「Made in USA Catalog」と沢山の洋楽に影響されて、まだ見ぬ遥かアメリカに思いを馳せていた。

ジーンズやワークブーツやギターに憧れ、フォークソングやロックやブルースに憧れ…、

そうこうしている間に、二人とも40年の歳月が流れた。

アメリカから帰国

見た目はすっかりおっさんになってしまったが、でも心の中はまだあの頃のままだ。

アメリカに今回一緒に行けたのも、何か運命的なものを感じる。
L.L.Beanの本店に行き、ボストンギターショップに行き、ワークブーツを購入し、まさに今の自分がどうやって形成されたのか、ルーツを探る旅だったような気がする。

思えば昔から信二郎には「オンブに抱っこ」だったなぁ~。
中学生の時に撮った写真も、きっちり「オンブ」してもらってるし。。

アメリカから帰国

あれから40年。
お互いに遠く離れて暮らしてはいるが、
同じ様な思いを抱きながら不器用で頑固な生き方を貫いている。

最近のことはすぐ忘れるが、あの頃のことはずっと忘れず身体に染み付いている。
何はなくとも、やはり持つべきものは友達やな~~。

旅の余韻に浸っていると…
ふっと中学生の頃に聞いた歌が、頭の中を吹き抜けていく。


「どれだけの道を歩けば 
 人は一人前と認められるのか?
 その答えは風の中にある
 その答えは風に吹かれていく
 The answer my friend is blowin’ in the wind
 The answer is blowin’ in the wind 」
         「風に吹かれて」 by Bob Dylan

あの頃はこの歌の意味も分からなかったが…
この歳になって少しだけ分かってきた様な気がする。

気がするだけかもしれないが…

ありがとう、アメリカ!
ありがとう、信二郎!

機会があればまた地図を片手に、一緒に旅しようぜ~~!

Life is good friend !

See you !!

   The End.

ザビエル大村 プロフィール

ザビエル大村 プロフィール7~8歳の頃に初めてギターを手にして以来、すでに半世紀余り。転校生だったため友達も少なく、遊び相手と言えばギターの毎日。中学・高校の頃よりブルースやラグタイム、またアメリカなどのルーツミュージックにはまり、幾年月。ほとんど陽の目を見ない音楽に、全身全霊でのめり込む。

爆風スランプのドラマーファンキー末吉氏に見出され、2000年に「三井はんと大村はん」でキングレコードよりデビュー。
その後「三井ぱんと大村はん」と改名し、”涙と笑いの浪漫ショー”をコンセプトに全国のライブハウスで活動中。

ソロミュージシャンとしても2009年に日本のアコースティックギター界のレジェンド「中川イサト」氏プロデュースによるコンピレーションアルバム『Daybreak 2』に参加。現在も中川イサト氏と共に日本中のライブハウスで演奏活動を続けるかたわら、 全国各地で開催される「中川イサト・ギターセミナー」の准教授役としてセミナーをサポート。

個人でもギター教室を開催し、絶滅危惧的なラグタイム&ブルースギターなどの啓蒙・継承・普及に心血をそそいでいる。

53歳にして初めてのソロアルバム『Good Time Tonight』をリリース。
2014年よりアメリカ・ミネアポリス在住のギタリスト「Dakota Dave Hull」氏と一緒に、日本ツアーを行う。
2015年4月よりNHK Eテレ「いないいないばあ」の「ゆきちゃんのおままごと」コーナーの音楽を担当。

<ザビエル大村 気まぐれ通信> http://www.eonet.ne.jp/~xavier-ohmura/index.html

 

ザビエル大村のニューイングランド見聞録
1. ニューイングランド見聞録 ~ 旅のはじめに ~
2. 大阪から 羽田経由でボストンへ
3. メイン州 キッタリーへ
4. アメリカのショッピングモール
5. あこがれのL.L.Bean 本店
6. ニューハンプシャー州 ティルトン
7. 再びレンサムからローレンス
8. 見上げる空には アメリカの月
9. 買付け品の出荷とボストン美術館
10. ボストンのギターショップ Music Emporium
11. 念願のワークブーツ購入
12. 大自然公園とグルメなドライブ
13. ポーツマスのダウンタウンへ
最終章. 帰国 最終章