アラバマ州の概要

アラバマ州

アラバマ州の特徴

保守的な南部の中にあって、最も保守的といわれた州がアラバマ州です。
しかし現在ではさまざまな企業の進出や誘致も盛んで、経済的に遅れているといわれていたこの地も、進歩を続けています。
アメリカの南部には「サザン・ホスピタリティ」という言葉があります。
これは南部特有の暖かいもてなし方を表します。
この地には個性的でこじんまりとした町も多く、サザン・ホスピタリティを感じたいならアラバマへ、と言われるほどなのだとか。

アラバマ州の州都

モンゴメリーMontgomery

アラバマ州の成立過程

アラバマ州の旗かつてここにはアラバマ族、チカソー族、チョクトー族などの先住民が住んでいました。 最初に足を踏み入れた入植者は、スペイン人だったといわれています。 その後この地はフロリダの一部としてスペイン領として統治されていましたが、 18世紀初めにはフランス領カナダから南下したフランス人によってフランス領ルイジアナの一部とされました。 1763年フレンチ・インディアン戦争の後のパリ条約で、フランスによるアラバマ占領は終了、この地の権利はイギリスに渡ることになります。 その後1783年のパリ条約によりイギリスはこの地をアメリカに割譲し、1798年にはミシシッピ準州とされます。 1817年ミシシッピ準州が東西に分けられた際、東部にあたるこの地はアラバマ準州になりました。 アラバマ準州として2年ちょっとの歴史の後、1819年12月14日、合衆国22番目の州に昇格しました。

隣の州との関係

北をテネシー州、東をジョージア州、南をフロリダ州、西をミシシッピ州に隣接しています。
また、メキシコ湾岸に位置する港湾都市モービル市は州内唯一の港町です。
ここからは、輸送水路のテネシー-タムビグビー水路を経由して中西部につながっています。

アメリカ合衆国造幣局50州25セントプログラム

発行年 2003年  発行順 22番

アメリカ合衆国造幣局50州25セントプログラム アラバマ州“Spirit of Courage”(勇敢な精神)をテーマにしたコインです。アラバマ出身のヘレン・ケラーの姿と彼女の名前、そして彼女の名前の点字が小さく記されています。アラバマの長い松葉の枝とモクレンが両脇にあしらわれいます。”Spirit of Courage”の文字がヘレン・ケラーの下に並んでおり、彼女の功績を称えているようです。
画像提供:”United States coin images from the United States Mint.”

アラバマ州の場所

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