ノースダコタ州の概要

ノースダコタ州

ノースダコタ州の特徴

州の一番の特徴は、何といってもその厳しい気候があげられるでしょう。 州の歴史を振り返ってみると、この厳しい気候が災いして、他の地域よりも移民の流入が遅れたそうです。 今でも人口密度は低く、州の人口も全米で下から3番目に位置しています。 経済の柱は農業で、中でも小麦は全米トップの生産量を誇ります。 古くから厳しい気候に耐えうる作物を作り続けていて、穀類の生産が盛んです。

ノースダコタ州の州都

ビスマーク Bismarck

ノースダコタ州の成立過程

ノースダコタ州の旗17世紀以降、この地の領有権はフランス、スペイン、イギリスにより争われます。 1803年、ルイジアナ購入によりフランス領からアメリカの領土になったこの地は、1861年、ダコタ準州となりました。 このダコタ準州には、現在のノースダコタ州の他にも、サウスダコタ州ワイオミング州モンタナ州も含まれていました。 1868年ダコタ準州は、今のノースダコタ州、サウスダコタ州のエリアのみで形成されることになりました。 1889年11月2日、ダコタ準州は、南北に分割されノースダコタ州は39番目、サウスダコタ州は40番目の州として同日に制定されました。

隣の州との関係

北はカナダ、東はミネソタ州、南をサウスダコタ州、西をモンタナ州に接しています。

アメリカ合衆国造幣局50州25セントプログラム

アメリカ合衆国造幣局50州25セントプログラム ノースダコタ州発行年 2006年  発行順 39番
ごつごつとした岩山に夕日が沈む景色を背景に、2頭のアメリカバイソンがBadlands(悪い土地又は荒地)で草を食んでいる姿が描かれています。1906年、セオドラ・ルーズベルト大統領が米国遺跡保存法にサインをし、この地域の一部はセオドア・ルーズベルト国立公園に指定されています。そこではかつて、絶滅の危機に瀕した野生のバイソンが400頭以上生息しています。
画像提供:”United States coin images from the United States Mint.”

ノースダコタ州の場所

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