リンカーンホール Lincoln Hall

リンカーンホール(Lincoln Hall)は、ルイビル国際空港から南東に114マイル(182km)、ケンタッキー州 バリアに位置するバリア大学にあるキャンパスで、2番目に古い常設建造物。1914年からバリア大学の管理棟になっています。
アメリカの公民権運動の歴史における重要性から、1975年に国定歴史建造物に指定されました。
⇒ リンカーンホールの場所と行き方
リンカーンホールの歴史
| 1855年 | バリア大学はアフリカ系アメリカ人と白人の学生を一緒に教育するために設立されました。アフリカ系アメリカ人の生徒は、学校の生徒の3分の1から2分の1を占めていました。 |
| 1887年 | リンカーンホール建設。3階建てのレンガ造りの建物で、教室、図書館、オフィス、実験室、博物館、会議室がありました。 |
| 1904年 | ケンタッキー州議会が「デー法」(Day Law)を可決。人種隔離が義務付けられました。 |
| 4年間、バリア大学とその支持者は法廷で闘い、人種が統合された教室が学生にどのような利益をもたらしたかについての豊富な文書を提示しましたが、負けました。 | |
| 1950年 | 州議会によってデイ法が修正。バリア大学は、アフリカ系アメリカ人学生を受け入れることができるようになりました。 |
| 公民権時代(1950年代から1960年代)のリンカーンホールは、キャンパスで公民権関連の問題に抗議しているときに逮捕された学生の公正な扱いを求める学生デモの場でした。 | |
| 1975年 | アメリカの公民権運動の歴史における重要性から、国定歴史建造物に指定されました。 |
| 2001年 | 5月にリンカーンホールの中央内部が崩壊したため、18か月、550万ドルを費やして、「環境に配慮した」改修工事を行いました。 |
| 2003年 | 秋に再開しました。 |
| 2004年 | リンカーンホールはケンタッキー州で初めて、米国グリーンビルディング評議会のエネルギーおよび環境設計におけるリーダーシップ (LEED) 認定を授与された建物になりました。 |
協力:Kentucky Department of Tourism、National Park Service
リンカーンホールの場所と行き方
ルイビル国際空港から車(レンタカー)で行く場合の一例。
Lincoln Hall College campus, Berea, KY
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