プリマス製粉所 復元された製粉所

プリマス製粉所 Plimoth Grist Mill

プリマス製粉所(Plimoth Grist Mill)は、マサチューセッツ州 ボストンの中心地から、南東方向に直線距離で約35マイル(56km)のプリマスにある、昔の製粉所を再現したもの。
プリマス製粉所の場所と行き方

グリストミルとは

グリストミルとは製粉器、もしくは製粉所の事。1620年にピルグリムが開拓者としてこの地に到着した時に、先住民からトウモロコシの栽培を教わった。日本人に馴染みのある茹でたり焼いたりして食べるタイプのトウモロコシではなく、轢いて小麦粉のような粉(コーンミール)にして、その粉を加工して食するタイプのトウモロコシである。入植当時はこのトウモロコシを、石臼を手動で操作して轢いていた。それから10年以上経った1636年に、タウンブルックの水と水車を動力とするトウモロコシ粉砕ミルが建設された。

プリマス製粉所の歴史

製粉所を経営する許可を得たのは、ジョン・ジェニー(John Jenney)で、粉砕のために持ち込まれたトウモロコシの一部を報酬とする許可も与えられていた。
1644年にジョン・ジェニーが亡くなり、彼の妻のサラと息子のサミュエルが受け継ぎ、1683年までミルを経営していた。
その後、ミルの運営権がチャールズ・ストックブリッジ(Charles Stockbridge)に移るが、1837年に全焼した。
1970年に、1800年代初頭のパーツを集めて、ミルのレプリカが復元され、1600年代のミルの仕組みや重要性を知ることができるようになっている。

協力:Destination Plymouth County

プリマスの観光ポイント一覧

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プリマス製粉所の場所と行き方

Plimoth Grist Mill 6 Spring Ln, Plymouth, MA
ボストン/ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港からレンタカーで行く場合の一例。

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