プリマス・プランテーション 入植時代の再現
プリマス・プランテーション(Plimoth Plantation)は、マサチューセッツ州 ボストンの中心地から、南東方向に直線距離で約35マイル(56km)のプリマスに位置する野外歴史博物館。
⇒ プリマス・プランテーションの場所と行き方
プリマス・プランテーションは、1620年にプリマスに入植した人々ピルグリムの当時の生活や文化を再現し紹介している、アメリカ発祥の地という異名をもつプリマスならではの施設。
特筆すべきなのは、半年間かけて厳しいトレーニングを積むというここのスタッフたち。当時の衣装を身にまとい、当時のように畑を耕し、当時の言語を話すなど、徹底して歴史的背景もしっかりと再現している。敷地内には、再現された当時の集落の他にも、15分の上映で当時を振り返るフィルムシアターや、当時の家具、衣服、陶器が展示されているギャラリー、レストラン、ミュージアムショップなどもある。
17世紀のイングリッシュビレッジ
17th-Century English Village
17世紀のイングリッシュビレッジ(17th-Century English Village)は、1620年に入植したイギリス人の生活を再現したもの。木造の家に住み、農業や畜産を中心とする、入植者たちの日々の暮らしを知ることができる。
インタラクティブでロールプレイングな展示方式となっていて、建物の中に居たり、屋外で作業をしている入植者に、宗教的信念、教育と育児、先住民との関係、庭園、料理など、当時のことを自由に尋ねることができ、入植者はそれらの質問に対して答えてくれる。(当時を再現するために、アメリカン・イングリッシュではなく、クイーンズ・イングリッシュ)
ワンパノアグホームサイト
Wampanoag Homesite
イール川のほとりに、この地に住む先住民ワンパノアグの17世紀の頃の生活や、歴史を知ることができるサイトがある。
このサイトは、“イングリッシュビレッジ”とは異なり、インタラクティブでロールプレイングの方式ではないが、ワンパノアグの歴史と文化について現代の視点から語ってくれ、質問にも答えてくれる。また、彼らの簡単な農耕、狩猟、漁などで食材を確保し、直火で調理していた様子を垣間見ることができる。
このサイトのワンパノアグのスタッフは、ネイティブのワンパノアグ、もしくは他のネイティブネーションの出身者であり、1万年以上も続く歴史的な伝統に誇りを持って、彼らの音楽、踊り、娯楽なども披露している。
協力:Destination Plymouth County
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プリマス・プランテーションの場所と行き方
Plimoth Plantation 137 Warren Ave, Plymouth, MA
ボストン/ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港からレンタカーで行く場合の一例。
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