メリーランド州の概要
メリーランド州の特徴
メリーランド州内の最大都市、ボルチモアが商業と文化の中心です。
州政府は諸外国へ向けて熱心に企業誘致を行っていて、ハイテク産業の会社などの進出も多いのだとか。
土地柄、教育水準も高く、現地で採用できる優秀な人材が多いというのも理由の一つだそうです。
メリーランド州の州都
アナポリス Annapolis
メリーランド州の成立過程
ナンティコーク族、ポウハタン族、サスケハナ族などの先住民族が暮らしたメリーランドの地に、最初のヨーロッパ人がやってきたのは15世紀終盤のことです。 その後もチェサピーク湾のあたりには次々とヨーロッパの探検家が訪れています。 17世紀、初代ボルチモア男爵は、イギリスのチャールズ1世からこの地を植民地として与えられます。 そしてイングランド女王「メアリー」にちなんで「メリーランド」という名前が付けられました。 その後メリーランドはカトリックの入植地として発展、当初はイギリス本国からの独立を望んでいなかったメリーランド植民地でしたが、最終的には他の植民地と足並みをそろえる形で独立へと向けて歩み始め、1788年4月28日、合衆国憲法を批准、7番目の州として制定されることになります。
隣の州との関係
北はペンシルバニア州、東はデラウェア州、南はバージニア州、ワシントンD.C.、西はウエストバージニア州に接しています。
なかでもワシントンD.C.との関係は深く、メリーランドには連邦政府に働く人々が多く住んでいるのだそうです。
また、重要な政府機関や施設も存在し、有名な大統領専用別荘キャンプ・デービッドも、ここメリーランドにあります。
アメリカ合衆国造幣局50州25セントプログラム
発行年 2000年 発行順 7番
州の木であるホワイト・オークの枝に囲まれたメリーランド州議事堂、そして州のニックネームである “The Old Line State”という文字が刻まれたコインです。 “The Old Line State”の”old line”とは、歴史の古い、由緒あるなどの意味があります。また、独立戦争時に活躍した同州の勇敢な前線部隊(troops of the line)をジョージ・ワシントンが”The Old Line”と呼んだことから、彼らを称えてつけられたとも言われています。現役の州議事堂としては全米で最古になるメリーランド州議事堂は、1783年から翌年1784年にかけて国の首都としての機能を果たし、独立戦争終了時にイギリスとの間にできたパリ条約もここで結んだと言われています。
画像提供:”United States coin images from the United States Mint.”
メリーランド州の場所
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