クラークスデイル Clarksdale
サンフラワー川の土手に位置する、ブルース音楽の原点となる地です。
タイムスリップしたかのような、時代を感じさせるたたずまいが残る町並みからは何かを感じられずにいられません。
「ブルースを生み、育んだ風土」というものを肌で感じられるこの町は、音楽ファンならぜひ訪れたい町ではないでしょうか。
町にはライブハウスが何軒もあり、今でも「本物のブルースライブ」を楽しむことができます。
テネシー州 メンフィス から車で1時間半ほどの場所です。メンフィスに行けば、クラークデールまで足を延ばしてみましょう。
⇒ メンフィスからクラークスデイルへ
クラークスデイルとブルースマン
クラークスデイルに関係のあるブルースマンと言えばクロスロード伝説の主役、ロバート・ジョンソン(Robert Johnson)が一番に挙げられるでしょう。
ソウル R&B界の大スター、サム・クック(Sam Cooke)は、クラークスデイル生まれ。「シカゴ・ブルースの父」と称されるマディ・ウォーターズ(Muddy Waters)は、クラークスデイル郊外ストーヴァルのプランテーションにて幼少期を過ごしました。
ハウリン・ウルフ(Howlin’ Wolf)も、一時期クラークスデイルで暮らしていました。
デルタブルースミュージアム
ブルース、歴史的なブルースマン、綿花産業に関する展示があります。
大きな博物館ではありませんが、ブルースファン垂涎の貴重なコレクションも展示されている貴重な博物館です。
⇒ デルタブルースミュージアム
グラウンド・ゼロ・ブルース・クラブ
アメリカブルースの伝統を受け継ぐ場として、デルタブルースミュージアム横に2001年にオープンしたライブハウスです。
俳優のモーガン・フリーマン(Morgan Freeman)が、クラークスデイルの近くで生まれ育った仲間のビル・ラケット(Bill Luckett)と共同経営しています。
⇒ グラウンド・ゼロ・ブルース・クラブ
ロバート・ジョンソンのクロスロード伝説
61号線と49号線が交わる十字路にあるモニュメントです。この十字路には語り継がれる伝説があります。
伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンがブルースの神髄と引き換えに魂を悪魔に売ったといわれる場所です。
⇒ ロバート・ジョンソンのクロスロード伝説
メンフィスからクラークスデイル
地図は、メンフィスからクラークスデイルへ車で行く場合の一例です。
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