ニュージャージー州の概要
ニュージャージー州の特徴
アクセスの良さからもマンハッタンへ通勤する人々のベッドタウン、西側に接するペンシルバニア州の大都市、フィラデルフィアの郊外住宅地としても機能しています。 ただ近年ニュージャージー州の地価は高騰しており、住宅事情が良いとはいえないかもしれませんが…。つまり大都市を支える郊外のベッドタウンといったところですね。 また、主要産業の一つは観光で、アトランティック・シティのカジノ産業は州の観光収入の1/4を占めるそうです。
ニュージャージー州の州都
トレントン Trenton
ニュージャージー州の成立過程
先住民族のレナペ族が多く暮らしていたこの地にヨーロッパ人が渡来したのは16世紀初旬です。 イタリア人探検家、ジョバンニ・ダ・ヴェラッツァーノがジャージー海岸を発見したのが最初だと言われています。 最初はオランダの植民地としてスタートするこの地ですが、イギリスに降伏した後、この地はイギリスのヨーク公に与えられることとなりこれがきっかけでこの地域には「ニューヨーク」の名前が付けられたといわれています。 ちなみにこの時点では、ニュージャージーはニューヨークの一部として扱われていたそうですが、その後ニューヨークから独立した植民地となり、1787年12月18日、合衆国憲法を批准、3番目の州として制定される日を迎えることになります。
隣の州との関係
北東はハドソン川を挟んでニューヨーク州に、西はペンシルバニア州とデラウェア州に隣接しています。
隣接するマンハッタンとはハドソン川を挟んで向かい合うというかなり近い位置関係ながら、その趣はだいぶ異なり、広域な土地のためかのんびりとした雰囲気が漂い、緑も多いことから「庭園の州」という愛称も付けられています。
アメリカ合衆国造幣局50州25セントプログラム
発行年 1999年 発行順 3番
ニュー・ヨークのメトロポリタン・ミュージアムにある、エマニュエル・ロイツェ作「デラウェア川を渡るワシントン」を原画にしたコインです。独立戦争中ジョージ・ワシントンが植民地軍の兵士と共に氷の浮かぶデラウェア川を渡る姿が描かれています。ジョージ・ワシントンはこの後、ニュー・ジャージー側の英国軍を奇襲し歴史的な勝利を収めました。 画像提供:”United States coin images from the United States Mint.”
ニュージャージー州の場所
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