再びFreeportのL.L.Bean本社 念願のワークブーツ購入

念願のワークブーツ購入

5月28日 アメリカ10日目

アメリカに来て早いもので、あっという間に10日目を迎えた。

毎日見るもの聞くもの感じるもの、全てが新鮮で刺激に満ちた楽しい日々が続いている。
大きな手術後初のアメリカ買付け旅に来ている信二郎の体調も、問題ないようだ。
そして毎晩二人で湿布薬の塗りっこをしているおかげか、出発前に再発していた私の腰痛もやっとここにきて治まってきた。

よっしゃ~、これでがっつり重たい荷物を持って手伝えるぞ~~!!
と思ったら、もう重たい荷物を担ぐ様な任務もない。
面目もない。トホホのホ。。。

再びFreeportのL.L.Bean本社へ

再びFreeportのL.L.Bean本社へアメリカ滞在も今日を入れて残り4日。
信二郎は大きな仕事の山も乗り越えたので、もう一度私のためにメイン州フリーポートのL.L.Bean本店へ行こうではないか~と、なんとも嬉しい提案をしてくれた!
たいして仕事も手伝ってないのに、すまんのぉ~。

しかしこんな有り難い提案を拒むなんて、日本男児が許すワケがない!
望むところだ!どこからでもかかって来んかい!

いえ、ぜひ連れて行って下さい~~~!! お願いします!!

こうしてもう一度メイン州フリーポートにある憧れの総本山、L.L.Bean本店へ行くチャンスが再び巡ってきた。

田舎町を走る

再びFreeportのL.L.Bean本社へ

すでに先日L.L.Bean本店には行っているので、今日はお店を見に行くだけではなく、その周りの町や自然も見てみようということに。

第五話:あこがれのL.L.Bean 本店”でも書いたが、L.L.Bean創設者のL.L.Beanさんがどんな環境の中に暮らしていて、なぜあのBeanブーツを作ることを思いついたのか?
彼が生まれ育ったこの町の自然に触れることで、少しは分かるかもしれない。

これはL.L.Bean信奉者の私にとって、お店で商品を見たり買ったりする以上の楽しみ。
1975年に一冊の雑誌「Made in USA Catalog」で見て感じた、アメリカの頑固で妥協を許さない実用的な道具達のルーツを、感じに行こうではないか~!

ということで、キッタリーのモーテルを朝8時キッタリーに出発。

ハイウェイ95を北上。
本社のあるフリーポートの手前「ポートランドPortland)」で高速を降りて、下道へ。
L.L.Beanのカタログの表紙の絵にもよく描かれているようなクリーク(入り江)をあちこちで見ながら、フリーポートの近所のサウスフリーポートという田舎町を走る。

再びFreeportのL.L.Bean本社へ再びFreeportのL.L.Bean本社へ

日本で言うところの「無人販売所」や「教会」、庭の芝生の手入れが行き届いた家々をゆっくり見ていく。

再びFreeportのL.L.Bean本社へ
再びFreeportのL.L.Bean本社へ
再びFreeportのL.L.Bean本社へ日本では狭い土地の自然を次から次に壊していって、人が住めるように改良をおこなっていく。
でもこちらではあふれる自然の中に、人が住まわせてもらっている。
そんな大きな違いを感じずにはいられない。
ま、国の面積も圧倒的に違うので仕方ない部分もあるが、根本的な考え方も違うようにも思う。

再びFreeportのL.L.Bean本社へ
再びFreeportのL.L.Bean本社へ再びFreeportのL.L.Bean本社へ

あるクリークの脇に小さなマリーナがあり、その前に古めかしい小型のフォードのトラックが置かれていた。
これがなんとも可愛らしい!
ナンバープレートも付き、荷物も積まれてバリバリ現役で使われているようだ。
トラックという道具を、大事に使っているんだろうな~。

再びFreeportのL.L.Bean本社へ
再びFreeportのL.L.Bean本社へこのあたりの湿地帯は、海が近いので海水。
引き潮で今は沼の様になっているが、潮が満ちれば水が押し寄せ船も漕ぎ出せるのだろう。

再びFreeportのL.L.Bean本社へこんな湿地帯でハンティングをするには、やはり水が染込まない長靴の様なブーツが必要だったに違いない。
この自然と風土の中で創業者L.L.Beanさんは、Bean Bootsを考えだしたのだろう。

そんな自然や風景や人々の佇まいに触れながら、L.L.Beanの本店にたどり着く!

LLBeanの本店 憧れの聖地

これなんだな~! 地元に来ないと感じられないこの感覚。
日本のお店でBeanブーツを眺めているだけでは、まったく感じることの出来ないこの気持。

そして今でもこうして、一足一足愛情を込めて作られている。
https://www.youtube.com/watch?v=IZmL8xZyipY
広いL.L.Bean本店をもう一度隅から隅まで歩き…(それでも細かくは見ていては大変なことに…)

本店のまわりをブラついてみる

再びFreeportのL.L.Bean本社へせっかく来たので本店のまわりもブラブラ歩いてみる。
(左の画像をクリック頂くと大きな地図が“ビヨ~ン”と開きます)

再びFreeportのL.L.Bean本社へ

再びFreeportのL.L.Bean本社へ
再びFreeportのL.L.Bean本社へホテルもロブスター屋もドーナッツ屋も…どのお店もみ~んなお洒落。
そしてどこの看板も、め~っちゃアメリカ~ン!
蒼空を背景に、POPなデザインがひときわ浮き立っている。
なんかディズニーランドに行ったような、楽しい気分。(行ったことはないが…)

再びFreeportのL.L.Bean本社へ

アメリカのチラシ

再びFreeportのL.L.Bean本社へそうそう今回のアメリカ旅で訪れたあちこちに、観光案内所があった。
ハイウェイのフリーポートを下りた辺りにもあって、ここが結構面白いのよね~~。

アメリカに来てからの各地の地図は、すべてこの案内所にて無料でGET!
他にも面白い案内のチラシや冊子が、色々置いてある。

今回の収穫は…
「Antique Homes」という「中古アンティーク住宅情報紙」(?)。
どの写真の住宅もキレイな芝生の庭が付いた、可愛い家ばかり。
割と小振りな家で、$300,000(約3,600万円)。
すごい豪邸になると、$1,325,000(約1億6,000万円)とかも!
ぎょへ~~!!
ま~、もちろん買える訳ないけど…
無料の情報紙であれやこれやと想像しながら、結構楽しむことが出来るのだ。
問合せの電話番号も載っているので、ご興味ある方は是非~~!!

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Kittery Trading Post でワークブーツを購入

見上げる空にはアメリカの月

フリーポートから戻り、キッタリーの近所の「Kittery Trading Post」へ。

ここは第8話:見上げる空にはアメリカの月でも触れた、滞在先のモーテルから数分のところにある大きなアウトドア専門店。

今日はここで自分用のワークブーツを買うことに!
そう!3日前にすでにもう何足もの靴を下見して、それから色々自分の中で考えて、買うモノを決めていた。

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再びFreeportのL.L.Bean本社 念願のワークブーツ購入

再びFreeportのL.L.Bean本社 念願のワークブーツ購入それは「CHIPPEWA」というメーカーのワークブーツ。
この会社はウィスコンシン州チペア・フィールズというところで1901年に創業されたそうだ。
今年で114年。なんとL.L.Beanよりも歴史のある会社ではないか。
創業当初は木材を切り出して運ぶ伐採人たちの足を保護するブーツを開発することから始まり、第一次世界大戦以降は米軍の靴としても供給されたとのこと。

「CHIPPEWA」のブーツを作るこの映像を見ると、1足の靴の為にたくさんの行程を経て作られているのが分かる。
https://www.youtube.com/watch?v=m5Ksak_av_g
アメリカで「ワークブーツ」と言えばファッションではなく、まさに「働くための靴」。
つま先部分には足を守るための鉄板も入っており、日本で言えば「安全靴」そのものだ。
車で移動中に見た高速道路の補修をしている人達も、みんなワークブーツを履いていたっけ。

再びFreeportのL.L.Bean本社 念願のワークブーツ購入

購入したブーツの箱の中には「CHIPPEWA」であることを認める「証明書」も入っている。
アメリカ・クラフトマンシップの自信の証だろう!
まさに1975年に見た「Made in USA Catalog」の世界。
一生物のブーツに出会えたことに、感謝。

スーパー マーバス で七面鳥をGET

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ということで帰りにはいつもの近所のスーパー「マーバス」に寄って、祝杯用の「七面鳥」をGET。

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再びFreeportのL.L.Bean本社 念願のワークブーツ購入モーテルに戻ってこの買ったばかりの「CHIPPEWA Boots」をアテに眺めながら、生まれて初めて食べる「七面鳥」とバドワイザーで乾杯!
今日は朝から晩まで「思いっきりアメリカ~ン」な一日だったな~。

ほろ酔い、夢気分。
日本に帰ればL.L.BeanとRed Wingのブーツもあるし、今夜はそれにChippewaの3種類のブーツを並べた夢でも見て、寝ることにしよう。。。

再びFreeportのL.L.Bean本社 念願のワークブーツ購入

明日はニューハンプシャー州の山と湖を見に行くのだ~。

次回 ⇒ ザビエル大村のニューイングランド見聞録 ~大自然公園とグルメなドライブ~ に続く

ザビエル大村 プロフィール

ザビエル大村 プロフィール7~8歳の頃に初めてギターを手にして以来、すでに半世紀余り。転校生だったため友達も少なく、遊び相手と言えばギターの毎日。中学・高校の頃よりブルースやラグタイム、またアメリカなどのルーツミュージックにはまり、幾年月。ほとんど陽の目を見ない音楽に、全身全霊でのめり込む。

爆風スランプのドラマーファンキー末吉氏に見出され、2000年に「三井はんと大村はん」でキングレコードよりデビュー。
その後「三井ぱんと大村はん」と改名し、”涙と笑いの浪漫ショー”をコンセプトに全国のライブハウスで活動中。

ソロミュージシャンとしても2009年に日本のアコースティックギター界のレジェンド「中川イサト」氏プロデュースによるコンピレーションアルバム『Daybreak 2』に参加。現在も中川イサト氏と共に日本中のライブハウスで演奏活動を続けるかたわら、 全国各地で開催される「中川イサト・ギターセミナー」の准教授役としてセミナーをサポート。

個人でもギター教室を開催し、絶滅危惧的なラグタイム&ブルースギターなどの啓蒙・継承・普及に心血をそそいでいる。

53歳にして初めてのソロアルバム『Good Time Tonight』をリリース。
2014年よりアメリカ・ミネアポリス在住のギタリスト「Dakota Dave Hull」氏と一緒に、日本ツアーを行う。
2015年4月よりNHK Eテレ「いないいないばあ」の「ゆきちゃんのおままごと」コーナーの音楽を担当。

<ザビエル大村 気まぐれ通信> http://www.eonet.ne.jp/~xavier-ohmura/index.html

 

ザビエル大村のニューイングランド見聞録
1. ニューイングランド見聞録 ~ 旅のはじめに ~
2. 大阪から 羽田経由でボストンへ
3. メイン州 キッタリーへ
4. アメリカのショッピングモール
5. あこがれのL.L.Bean 本店
6. ニューハンプシャー州 ティルトン
7. 再びレンサムからローレンス
8. 見上げる空には アメリカの月
9. 買付け品の出荷とボストン美術館
10. ボストンのギターショップ Music Emporium
11. 念願のワークブーツ購入
12. 大自然公園とグルメなドライブ
13. ポーツマスのダウンタウンへ
最終章. 帰国 最終章