ハンニバル 作家マーク・トウェインが育った町

アメリカを代表する作家マーク・トウェインは、子供の頃、ミシシッピ川沿いの港町であるハンニバルで育ちました。生まれはハンニバルから南西方向に約60kmほど離れたフロリダですが、4歳の時にハンニバルへ引っ越ししてきたそうです。

代表作の『トム・ソーヤーの冒険』や『ハックルベリー・フィンの冒険』は、この町で育った時の出来事をベースとし、物語の登場人物は、実在の人物がモデルだったりします。
トム・ソーヤーとベッキー・サッチャー

週末にハンニバルへやってくると、いろいろなイベントが行われていますが、その中でも特に人気なのが、トムとベッキー・アピアランス。
3月~10月の土曜・日曜には、トム・ソーヤーとベッキー・サッチャーに扮した地元の少年少女が現れます。

このトムとベッキー・アピアランスは、地元の少年少女の中から、トムとベッキーそれぞれ5名づつが最終審査に残ります。この5名の中から公式のトムとベッキーが選ばれ、7月に発表イベントが行われ、新旧のトムとベッキーが引き継がれます。
僕たちが行った日、偶然にも最終審査が行われる日でした。この中から公式のトムが1人、ベッキーが1人選ばれるのです。公式のトムとベッキーは町のイベントだけでなく、よその町などで行われるイベントなどにも出かけるそうです。他の候補者の少年少女は、公式のトムとベッキーのサポート(代理)になったりする事もあるそうです。

この二人が、2人が初キッスをするシーンの演技を見せてくれました。ベッキー役の女の子の気合の入りようは半端ではなく、トム役の少年はタジタジでした(笑)
どの少年と少女が選ばれるのか、楽しみです。今年は7月4日(時差の関係で日本では7/5)に発表です。
マーク・トウェインが少年時代に過ごした家 博物館

ハンニバルの町には、マーク・トウェインが少年時代に過ごした家が再現されています。建っている場所も、当時の場所にあり、一部の床材などは、当時の建物の現物が使われていたりあします。

マークの少年時代の部屋には、少年時代のマークが窓から家を抜け出ようとするシーンが再現されています。

この家は、ベッキー・サッチャーのモデルとなった少女が住んでいた家を再現したものです。他にも、ハックルベリー・フィンのモデルとなった少年が住んでいた家などもあります。
ハンニバルの町の様子

マーク・トウェインが少年時代に過ごした家が建っている通りは、昔懐かしい建物が残されており、飲食店やお土産物を売っているお店が並んでいます。

マーク・トウェインの博物館もあります。

マーク・トウェインの名前がついたホテルもあります。週末には観光客でいっぱいだそうです。
Mark Twain Riverboat

1時間のミシシッピ川クルーズと、2時間のディナークルーズが設定されています。

マーク・トウェインリバーボートは1964年に作られました。長さは120フィート、幅は33フィートあり、400名まで乗船可能です。
マーク・トウェイン記念灯台

トム・ソーヤとハックルベリー・フィンの像が建っている横に244段の階段があります。この階段を登っていくと、マーク・トウェイン記念灯台があります。灯台の所からは、ハンニバルの町とミシシッピ川を見下ろすことができます。
Mark Twain Cave
今回は行くことができませんでしたが、ハンニバルへ来たなら「Mark Twain Cave」へ寄るべきです。『トム ソーヤの冒険』の中で出てくる洞窟です。この洞窟は、マーク・トウェインが少年時代に遊んでいた場所です。
次回、ハンニバルに行く機会があれば、寄りたいと思います。
⇒ グレート リバー ロード イリノイ 2016 ホテル・ノーブー に つづく
取材協力:グレート リバー ロード
| Great River Road Illinois 2016 | ||
|---|---|---|
| 2016/06/13 Mon | ||
| 01. | グレート リバー ロードの紹介 | |
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| 03. | ルイス&クラーク歴史地区 | |
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| 05. | 国立グレート・リバー博物館 | |
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| 2016/06/14 Tue | ||
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| 16. | ノーブーの歴史地区巡り | |
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| 35. | ブローム・ブラザーズ・ディスティリング | |
| 36. | グレート・ガリーナ・バルーン・フェスティバル | |
ハンニバルの場所と行き方
ランバート・セントルイス国際空港から車(レンタカー)で行く場合の一例
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