ウィスコンシン州の概要
ウィスコンシン州の特徴
ウィスコンシン州は酪農が盛んな州として知られています。
きっかけとなったのは、北欧諸国やドイツ、スイスからの移民がこの地に居住し始めたことでした。
そうしてこの地に酪農技術が定着し、今ではビールやチーズの名産地となっていきます。
ウィスコンシン州の州都
マディソン Madison
ウィスコンシン州の成立過程
オジブワ族、メノミニー族などが暮らすこの地に、1634年フランス人探検家ジャン・ニコレがやってきました。
彼がこの地を訪れた最初のヨーロッパ人だったと言われています。
その後フランスとイギリスにより領土支配が行われ、フレンチ・インディアン戦争の後、フランスはこの地をイギリスに譲渡します。
独立戦争を経て、アメリカの領土となったこの地は1787年、北西部領土という政治的区分の一部に組み込まれます。
そして1836年にはウィスコンシン準州として分離、1848年5月29日、合衆国30番目の州へ昇格しました。
隣の州との関係
北はスペリオル湖、東はミシガン湖を挟んでミシガン州に、南はイリノイ州、西はミネソタ州とアイオワ州に接しています。
アメリカ合衆国造幣局50州25セントプログラム
発行年 2004年 発行順 30番
州のモットー”Forward”(前へ)が記されたリボンの上に、牛、トウモロコシ、チーズが描かれたコインです。アメリカの酪農地帯と呼ばれるウィスコンシン州ですが、トモロコシの生産量も多く、酪農以外の産業も盛んであることがコインから読み取ることができます。ちなみに造幣局のミスでトウモロコシの葉が1枚多く印刻されているコインがあり、コインコレクターの間では高値がつけられている珍しいものになっているそうです。ウィスコンシン州のコインを手に入れたら是非チェックしてみてください。
画像提供:”United States coin images from the United States Mint.”
ウィスコンシン州の場所
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