イエローストーン湖 高地の湖

イエローストーン湖 YELLOWSTONE LAKE

イエローストーン湖(Yellowstone Lake )は、イエローストーン国立公園の南部エリアにある湖で、湖岸線は170kmにも及び、面積は354平方kmで琵琶湖の半分もの大きさの湖で、常に青い湖面の美しい湖です。標高2,357mにあり、高地にある湖では北アメリカで最大です。
西側の湖畔にはグラント・ビレッジ、北側の湖畔にはフィッシング・ビレッジがあり、宿泊施設やビジターセンターがあります。
この湖は過去においてある時は太平洋につながり、またある時は北極海にもつながっていたという古い歴史をもち、現在はミズリー川からミシシッピ川を経てメキシコ湾に続いています。湖の平均深度は42m(最大深度は122m)、常に青色の水をたたえた美しい湖です。ただし真夏でも湖水の表面温度は平均16度と冷たく、水泳には適しません。
朝日に染まるイエローストーン湖は絶景です。また、様々な野鳥や哺乳動物の主な生息地となっているので、バードウォッチングなどを楽しむ人たちもいます。

ウエスト・サム・ガイザー・ベイスン
West Thumb Geyser Basin

ブラック・プール、アビス・プール、フィッシング・コーンの3つが有名で、イエローストーン湖沿いに敷かれたトレイルで巡ることができます。
ブラック・プールは、現在は美しい青色だが、以前は黒い色だったそうです。プルー内の熱水の温度が変化し始めたために、従来のバクテリアは消滅してしまい、プールの色が変化したそうです。
アビス・プールは、Abyss=深淵という意味で、計り知れない深さからなので、アビス・プールと名付けられました。
フィッシング・コーンは、昔、釣り人が湖で釣った魚を、沸騰するコーンの中で茹でて調理したのが、名前の由来となっています。

フィッシング・ブリッジ Fishing Bridge

イエローストーン・リバー(Yellowstone Rever)に架かる橋。
最初のものは1902年に建造され、現在のものは1937年に作られた二代目です。
かつては、この橋の上に釣り人たちがずらりと並んでカットスロート・トラウトを釣っていたことが、フィッシング・ブリッジ Fishing Bridge の名前の由来です。
カットスロート・トラウトが減少したため、1973年以降は、カットスロート・トラウトの産卵場所であるこの場所での釣りは禁止されています。
この場所は、魚を鑑賞するのに絶好のポイントとなっており、特に5月下旬から7月初めがお勧めだそうです。

(資料協力:ワイオミング州政府観光局)

イエローストーン国立公園
オールド・フェイスフル・ガイザー
グランド・プリズマティック・スプリング
ノリス・ガイザー・ベイズン
マンモス・ホット・スプリングス
グランド・キャニオン・オブ・ザ・イエローストーン
ヘイデン・バレー
イエローストーン湖

イエローストーン湖の周辺マップ

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