ホワイトハウス The White House

ホワイトハウス The White House

ホワイトハウス(White House)は、ワシントンD.C.の中央に位置するアメリカ大統領の官邸。
アメリカ大統領の住居であり、大統領行政府の一部局で、大統領が執務を行う場所でもある。

ホワイトハウスは主に、エグゼクティヴ・レジデンス、ウエストウイング、イーストウイングの建物部分と、ローズ・ガーデン、ジャクリーン・ケネディ・ガーデンで構成されている。

エグゼクティヴ・レジデンス
ホワイトハウスの中央にある「メインハウス」(Main House)とも呼ばれる。地階から3階まである建物で、大統領と家族が暮らす公邸であり、外国首脳や要人との会談、条約や重要法案の調印式、重要な記者会見、晩餐会やレセプションなどの公的な行事が行われる場所である。

ウエストウイング
「オーバルオフィス」と呼ばれる大統領執務室や閣議室、国家安全保障会議室、副大統領の部屋、首席補佐官、大統領補佐官、報道官などの上級スタッフのオフィスなどがある。地下にはアメリカ軍や関係機関と情報連携して、国内外の有事について議論するシチュエーションルームがある。アメリカ政府の中枢となる場所。

イーストウイング
ファーストレディ、そのスタッフのオフィスがある。地下は核シェルター機能を備えた大統領危機管理センターになっている。

ローズ・ガーデン ジャクリーン・ケネディ・ガーデン
天気の良い日には、重要な法案や条約の調印式、記者会見、イベント開催などが行われることも多い場所。
たまに、ローズ・ガーデンは、一般人に公開されることがある。

ホワイトハウスの歴史

ホワイトハウス The White House

初代大統領 ジョージ・ワシントンが大統領の時、1792年に建設がはじまり1800年に完成するが、ワシントン大統領は1797年3月に大統領職を辞任したために、ホワイトハウスに入ることは無く、2代目大統領のジョン アダムス大統領が最初に入居し、後の歴代大統領も引き続き入居。

1814年8月、米英戦争の終盤の“ブラーデンスバーグの戦い”でアメリカ軍が破れ、イギリス軍によって首都ワシントンD.C.は占拠され、ホワイトハウスなどの公共建築物が焼かれた。ホワイトハウスは石積みの外壁だけが残った。1817年に再建された時、焼け焦げた外壁は再利用され白く塗られたことから「ホワイトハウス」と呼ばれるようになった。

1902年、第26代大統領セオドア・ルーズベルトがウエストウイングを増築し、その他にも改装・改築をした。この時に、正式に「ホワイトハウス」と命名された。

1942年、第二次世界大戦中、第32代大統領フランクリン・ルーズベルトが、イーストウイングを増築。地下に防空壕を備えていた。今はシェルターを備えた大統領危機管理センターとなっている。

1948年、第33代トルーマン大統領がバルコニーを設置しようとした時に強度検査をしたら老朽化が確認され、全面的な解体改修工事が行われることになった。石積みの外壁以外は基礎部分から全て改修するという大工事であった。

1952年、工事が完了し、現在の姿となった。

協力:Capital Region USA

ホワイトハウスの場所と行き方

The White House 住所:1600 Pennsylvania Ave NW, Washington, DC 20500
ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港から車(レンタカー)やタクシーで行く場合の一例

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ワシントンD.C. 観光マップ

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