フライトレストラン

フライトレストラン＆ワインバー
Flight Restaurant and Wine Bar

フライトレストラン＆ワインバー（Flight Restaurant and Wine Bar）は、メンフィスのダウンタウン、サウス・メインストリート（S Main St）とモンローアベニュー（Monroe Ave）の交差点角にあるフルサービスのレストランで、OpenTable の TOP 100 RESTAURANT IN THE U.S. にランクインしています。
⇒ フライトレストラン＆ワインバーの場所と行き方

フライトレストラン＆ワインバーの店内

フルサービスのレストランですが、ドレスコードは無く、カジュアルな雰囲気で食事を楽しむことができます。

フライトレストラン＆ワインバーには複数のダイニングがあり、グループやカップルはもちろん、一人で食事を楽しむこともできます。人気店なので予約をした方が良いですね。
⇒ フライトレストラン＆ワインバーのH.P.

フライトレストラン＆ワインバーのおススメ

メニューの内容は、肉類も魚類も充実していますが、カテゴリーごとに３種類の料理が楽しめる FLIGHT というセットが人気だそうです。例えば BUTCHERS’ FLIGHT は、PORK TENDERLOIN（豚ヒレ）、VEAL SCALLOPINI（子牛の薄切り肉）、WILD BOAR TENDERLOIN（猪の赤身）が、それぞれ通常の1/3ぐらいのボリュームで楽しめます。SEAFOOD FLIGHT は、DIVER SEA SCALLOP（ホタテ）、SHRIMP AND GRITS（エビとグリッツ）、LOBSTER ROLL（ロブスター・ロール）のセットです。ちょっと面白いのが STEAK FLIGHT 。ステーキが３種のセットですが、BOURSIN STUFFED FILET（フィレ肉チーズ詰め）、ELK TENDERLOIN（エルクのテンダーロイン）、BISON RIBEYE（バイソンのリブアイ）と野趣あふれるセットです。

ワインのFLIGHT

ワインも WHITE WINE FLIGHTS と RED WINE FLIGHTS と白赤に分かれてあります。僕は赤ワインの DUCKHORN FILET というセットを注文しました。左からGoldeneye, Pinot Noir – Anderson Valley、Duckhorn, Merlot – Napa Valley、Duckhorn, Cabernet – Napa Valley です。一つ一つが試飲ぐらいの量ですが、気に入ったワインはグラスで注文出来ます。夕方にピーバディメンフィスでダッグマーチを見れたという単純な理由でチョイスしましたが、とても美味しいワインでした。それもそのはず、後で調べたら、DUCKHORN VINEYARDS は、カリフォルニア州ナパバレーでも有名なヴィンヤードの一つでした。一番左のGoldeneye, Pinot Noir – Anderson Valley は、オバマ大統領の大統領就任パーティーで出されたワインの一つだそうです。ピノ・ノワールらしく口当たりは滑らかですが、ピノ・ノワールとは思えないぐらいにコクがあり、香りもしっかりしていました。僕個人の好みは右端のカベルネ・ソーヴィニヨンです。赤ワインは華やかでしっかりとしたものが好きです。なのでピノ・ノワールではちょっと物足りなく感じる時があります。DUCKHORN のピノ・ノワールは別格でしたが。

CHEF’S FLIGHT

料理は、CHEF’S FLIGHT を頂きました。時期によって内容は少し変わるようです。

Soft Shell Crab Blue Crab のフライです。スイートコーンのキャセロールと、Jumbo Lump Crab のムニエルを添えてあります。ソフトシェルなので、殻ごとまるまるフライにしてあり適度の香ばしさと、カニの香りが鼻孔をくすぐります。カニの香りを楽しむには、ピノ・ノワールと合わせるのが最適です。

Kobe Short Rib 神戸牛のショートリブ。芽キャベツとベーコンを敷いてあります。噛めば神戸牛の肉汁が出てきます。ピノ・ノワールに比べてやや重口のメルローやカベルネ・ソーヴィニヨンが合いました。

Lamb Ribeye 焼いた子羊リブアイの下にローディッドポテトのコロッケを敷いて、ミントペッパー・ゼリーをかけてあります。香りのしっかりしたカベルネ・ソーヴィニヨンが合います。カベルネ・ソーヴィニヨンを口に含んだら、子羊の旨みが更に引き出されます。

FLIGHT の良い所は、この試飲や試食的な所です。例えば、ワインは気に入ったワインをグラスでお代わりできます。その場合、この FLIGHT よりも大きめのワイングラスにサーブされます。もちろん、ボトルでもオーダーできます。食事も単品でオーダーできるので、この料理をもっとしっかりと味わいたいと思ったら、次回の来店時に単品で頼めばいいのです。なので、リピーターが多いのも頷けます。

次回 ⇒　32. ラム・ブギー・カフェでグッドミュージックに浸る に続く