グレースランド エルビス・プレスリーのテーマパーク

グレースランド エルビス・プレスリーのテーマパーク

グレースランドと言えば以前はエルビス・プレスリーが住んでいた大邸宅の事でしたが、2017年3月2日に拡張オープンして、大邸宅はグレースランド マンションと呼ばれるようになり、見学受付用の建物グレースランドプラザ周辺に大規模のエルビス・プレスリーに関する展示博物館やテーマレストランなどがある『エルビス・プレスリーズ メンフィスElvis Presley’s Memphis)』がオープンしました。

グレースランド エルビス・プレスリーのテーマパーク
拡張されたグレースランドここグレースランドにやってくる人々の目的はグレースランド マンションを見学する事です。その見学者の人数が半端ではない数なのです。大邸宅と言っても、中に入ることができる数には限界があります。来場した人々が一斉に入ることができる訳ではありません。順番に入ることになるのですが、来場者が多いと数時間待ちになります。その入場待ちの間に『エルビス・プレスリーズ メンフィス』というエルビス・プレスリーに関する博物館やレストランで時間を調整できるようになりました。

グレースランド マンション

グレースランド マンション

グレースランド マンションにやってきたのはサマーバケーションの土曜日だったので、かなり混雑していました。入り口の前で10分ぐらいは待つことになりました。

グレースランド マンション

グレースランドプラザからグレースランド マンションへは専用のシャトルで移動します。シャトルに乗る前に案内用のポータブルとヘッドフォンを渡されます。案内用のポータブルは、英語はもちろん、日本語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、オランダ語、ポルトガル語、そしてロシア語に対応しています。ロシアでもエルビス・プレスリーが有名だということなんでしょうね。このポータブルの素晴らしい所は、見学場所によって様々なエルビス・プレスリーの曲を聞くことが出来る事です。ファンにはたまらないでしょうね。それと、解説がアップグレードされていて、エルビス・プレスリーの娘であるリサ・マリー自身が覚えているエピソードなどが以前よりも多く差し込まれたそうです。実際に住んでいた住人のコメントは説得力がありますからね。

グレースランド マンション

館内は撮影禁止の場所も多く、その規制は一般見学者よりもメディア取材者の方が厳しく、誓約書にもサインをさせられるぐらいです。
最初は、規約を見ながら撮影をしようと思いましたが、結局は観光局さんのライブラリーにある写真と同じである上に、この日は混雑が凄かったので、まともに写真を撮っている余裕は無く、リビングルームを撮った後は写真を撮る事を諦めました。
グレースランド マンションの写真はLink-USA のグレースランド マンションのページでご覧ください。
グレースランド マンション GRACELAND MANSION

メディテーションガーデン エルビス・プレスリーのお墓

メディテーションガーデン エルビス・プレスリーのお墓
メディテーションガーデン エルビス・プレスリーのお墓グレースランド マンションを見学した後は、父親ヴァーノンの事務所であるヴァーノンオフィス、エルビス・プレスリーや家族の個人的な記念品などを展示しているトロフィービルディング、肥満対策で運動をするために建てられたラケットボールビルディングという別棟を見学します。そして最後はメディテーションガーデン(瞑想の庭)と名付けられたお墓を見学します。お墓はエルビス・プレスリー以外に父ヴァーノン、母グラディス、祖母ミニー・メイ・フッド・プレスリーが眠っていますが、その端に小さな墓標があります。エルビス・プレスリーの双子の兄弟ジェシー・ガーロン・プレスリーのものです。ジェシーは誕生時に亡くなったそうです。双子はDNAが99.9%同じと言いますが、性格は異なります。これは生活環境によって受ける影響が若干は異なるからです。もし、エルビスとジェシーが逆だったり、二人とも元気に育っていると現代音楽の歴史は大きく変わっていたかも知れません。もちろん、”もし”を言い出すとジェシーの生死だけにとどまらないのですが、我が家の二男と三男が双子で、今年生まれた二男の娘も双子なので、つい考えてしましました。

エルビス・プレスリー 自動車博物館
Presley Motors Automobile Museum

エルビス・プレスリー 自動車博物館 Presley Motors Automobile Museum
エルビス・プレスリー 自動車博物館 Presley Motors Automobile Museumエルビス・プレスリーは、乗馬が好きでグレースランド マンションの裏には牧場がありました。また、車やバイクも好きでこの保有台数はかなりのものです。中でもピンクのキャデラックはシグネチャー的な存在です。フェラーリ ディーノ、リンカーン コンチネンタル マークII、MG MGB などと並んでいても最も目を引かれます。

エルビス・プレスリー 自動車博物館 Presley Motors Automobile Museum

バイクも何台も展示されていますが、2輪、3輪、スノーモービルなどが展示されていますが、2輪のほとんどがビッグツインのエンジンを搭載するハーレーですが、一台だけHONDAが展示されていました。

その他の展示

エルビス・プレスリーズ メンフィスElvis Presley’s Memphis)』には、数多くのゴールドディスクやプラチナディスク、年を追うごとに派手になっていく衣装などが展示されている「エンターテイナー キャリア 博物館 Elvis: The Entertainer Career Museum」や様々なテーマに沿った展示があります。じっくりと見ていると数時間は掛かるはずです。グレースランドに行く時は時間をたっぷりと取って見に行くことをお勧めいたします。

次回 ⇒ 16. メンフィス ドラムショップ Memphis Drum Shop に続く

ミシシッピ・リバー・カントリーUSA  Memphis Tourism

グレースランド の場所と行き方

GRACELAND Elvis Presley Blvd, Memphis, TN

メンフィス国際空港から グレースランド へ、車(レンタカー)で行く場合の一例。

 ⇒ 大きな地図で見る

  1. メンフィス探訪
  2. メンフィス国際空港 Memphis International Airport
  3. サウス・メイン・ストリート S Main Street
  4. ブルース ミュージック アート ミュージアム Blues Music Art Museum
  5. ビールストリートへやってきた
  6. ギブソンギター メンフィス工場の現状
  7. ビールストリートを歩いてみる
  8. マディソン ホテル Madison Hotel
  9. 夜のビールストリート
 10. アーケードレストラン The Arcade Restaurant
 11. ナショナル・シビルライツ博物館を見学
 12. ブルースの殿堂博物館(Blues Hall of Fame Museum)へ
 13. セントラルBBQでランチ
 14. サウス・メインストリート歴史地区 South Main Street Historic District
 15. グレースランド エルビス・プレスリーのテーマパーク
 16. メンフィス ドラムショップ Memphis Drum Shop
 17. Railgarten Ping Pong
 18. ビッグ・リバー・クロッシング ミシシッピ川を渡る
 19. イッタ・ベナ・レストランでディナー
 20. ビール・ストリート・ランディングに行ってみた
 21. リバーウォークとリバーサイドドライブ
 22. Temple of Deliverance の礼拝を見学
 23. メンフィス・ロックンソウル博物館でメンフィスの音楽に関して学ぶ
 24. クロスタウン コンコースでヘルシーランチ
 25. シェルビー・ファームズ・パークでサイクリング
 26. 日曜日 午後のビールストリート
 27. Memphis Blues Trail 61 のサイン
 28. ピーバディ メンフィスのダッグマーチ
 29. ピーバディ メンフィスのランスキーブラザーズ
 30. バスプロショップス・アット・ザ・ピラミッドのLookOut
 31. フライト レストラン & ワインバー でディナー
 32. ラム・ブギー・カフェでグッドミュージックに浸る
 33. カフェ キーオでヨーロピアン・ブレックファースト
 34. サンスタジオを見学 2階の展示スペース
 35. サンスタジオを見学 レコーディングスタジオ編
 36. コットンミュージアムでメンフィスの歴史を学ぶ
 37. テネシー ウェルカム センター に寄ってみた。
 38. ガスズ フライドチキン メンフィス ダウンタウン店でランチ
 39. スレイブヘブン博物館で黒人奴隷の逃亡について学習する
 40. Lansky Bros. Clothier to the King
 41. メンフィス音楽大殿堂博物館を見学
 42. ザ ビューティー ショップ でディナー
 43. ブルー プレート カフェ Blue Plate Cafe
 44. オーバートン・バークへ行ってみた
 45. オーバートン・スクエア ミッドタウンのランドマーク
 46. オーバートン・スクエアの周辺
 47. スタックス博物館でオーティス・レディングを偲ぶ
 48. ウィリー・ミッチェルズ ロイヤルスタジオを訪問
 49. ローレンス“ブー”ミッチェル氏
 50. 約束の地、メンフィス ~テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー~
 51. ロイヤルスタジオ <番外編>
 52. チャールズ ベルゴズ ランデブーでバーベキューリブをいただく
 53. メンフィス探訪 2018 まとめ

 ⇒ メンフィス 観光ポイントの一覧