リバーウォークとリバーサイドドライブ

リバーウォークを歩いてみた

ビール・ストリート・ランディングの様子を確認していると日没の気配が漂い始めたので、いったんホテルに戻る事にしました。
リバーサイド・ドライブ（Riverside Dr）という道路に並行して少し高くなったところをジョギングしている人たちが見えたので、ビールストリートの所にある階段を登ってみると線路が走っていました。この線路はトロリーのリバーフロントライン（Riverfront Line）という線で線路は2本ありますが、現在はこの辺りは南向き一方通行で40分に1本の頻度での運行の様です。

階段を登った所から50mほど南にトロリーの駅が見えます。ホテルはここから北の方向なので、トロリーの駅とは反対方向に進みビールストリートを跨ぐように掛かっている橋はボードウォークになっていました。この遊歩道はリバーウォーク（Riverwalk）という名前が付いており、ジョギングやウォーキングの人気コースです。北端はユニオンアベニューで途中、ビール・ストリート・ランディングの南からはトムリーパーク（Tom Lee Park）という公園の中を通り、ビッグ・リバー・クロッシングまで至っているのです。全長は1.7マイル（2.7km）程です。景色も良いので、とても良いコースです。

橋の真ん中、ビールストリートの真上までくると、オルフェルム劇場がある交差点の所に建つビールストリートのネオンサインが見えます。

橋を渡り切ってミシシッピ川の方を見ると、小さめのスチームボートがビール・ストリート・ランディングから出発してミシシッピ川の本流の方へ向きを変えていました。サンセットクルーズです。

実は、スチームボートや線路の写真はカメラの露出補正で明るく撮っていますが、実際には夕暮れ時で、夕陽に露出を合わせるとこのような感じなのです。視認としてはここまで暗くは無いのですが、ビールストリートのネオンサインや車道の街灯にはすでに火が灯ってます。

グレートリバー・ロード　GREAT RIVER ROAD

ミシシッピ川沿いに走るリバーサイド・ドライブを見下ろすと、グレートリバー・ロード（GREAT RIVER ROAD）のサインが見えます。このグレートリバー・ロードは、北はミネソタ州から南はルイジアナ州まで流れる長さ3,700km以上の長さのミシシッピ川に沿って走っている道路です。所々は景観の良いシーニック・ロードとして、人気のドライブコースなのです。僕はグレートリバー・ロードの一部を2度、走ったことがあります。一度目はミズーリー州セントルイスから北へ向いイリノイ州のガリーナまで。二度目はミネソタ州ミネアポリスから、南に向かいガリーナまで走りました。派手ではないけど特徴的で味わい深い町がいくつもあったのを思い出しました。

メンフィス観光局　Memphis Tourism

リバーウォークの北端のユニオンアベニューをサウス・メイン・ストリートの方へ向かうと直ぐに今回の取材旅行でお世話になっているメンフィス観光局（Memphis Tourism）のオフィスがあります。しかし、土曜日は休業日なので閉まってました。観光マップや資料を貰うことができます。場所やオープン時間などの詳細情報はホームページで確認ください。特にオープン時間は季節などで変わるようです。
⇒ メンフィス観光局 Memphis Tourism

次回 ⇒　22. Temple of Deliverance の礼拝を見学 に続く