メジャーリーグの 「西の雄」 ドジャース

文・写真:長野尚子

ドジャー・スタジアムに行ってみよう

「東のヤンキース、西のドジャース」と称され、メジャーリーグ(MLB)で人気を2分するロサンゼルス・ドジャース。地区優勝21回、ワールドシリーズ優勝7回という数字が、その実力を物語る。

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スタジアムの壁面には堂々と大谷、山本両選手の姿も

球団創設は1883年と、MLBの中で3番目に歴史の古いドジャース。今でこそすっかりロサンゼルスの顔だが、元はブルックリン市(現ニューヨーク市ブルックリン区)を本拠地としており球団名もこの地に由来している。ブルックリンでは、住人がいつもせわしく路面電車を避けながら歩くことから「Trolley Dodgers (トロリー・ドジャース =路電を避ける人たち)」と揶揄され、これが球団名になったのだとか。その後球団は1958年にロサンゼルスに移転、MLB最初の西海岸球団となってからはシーズン2年目でワールドシリーズを制覇するなど、「西の雄」として君臨している。

愛すべき市民球場 ドジャー・スタジアム

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そのロサンゼルス・ドジャースの本拠地が、1962年に開場したドジャー・スタジアムだ。
これまでMLBのさまざま球場に足を運んだ経験から抱いたドジャー・スタジアムの第一印象は、(失礼ながら)“意外と質素で地味”。人気球団なので勝手にド派手だという先入観を膨らませていたせいだろう。しかし、別の表現をすれば「どこか懐かしく親しみやすい市民球場」とも言え、“ボールパーク”の名称にふさわしい。昭和世代的には、「南海・大阪球場」的な匂いがした。(この例えがわかる人の方がもはや少ないかも・・・。
ドジャー・スタジアムの場所と行き方

公式植物園に認定されたドジャー・スタジアム

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ところで、全ての写真の中に映っている”あるもの”にお気づきだろうか。そう、スタジアムをぐるりと囲むヤシの木。ほかにもスタジアム内には多種多様の植物が植えられている。実は、ここは「公式植物園として認定されている米国で唯一のスタジアム」で、専門チームが毎日管理・手入れを行っているという。「植物園ツアー」も開催されているので、是非参加してみては。

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長野尚子 プロフィール

長野尚子フリーライター、編集者。(株)リクルートのメディア制作マネージャー&ディレクターを経て、早期退職。アメリカ(バークレー)へ単身、人生の武者修行に出る。シカゴのアート&音楽情報サイト「シカゴ侍 http://www.Chicagosamurai.com 」編集長。四国徳島とシカゴの架け橋になるべく様々な分野で活動中。著書に『たのもう、アメリカ。』(近代文芸社)。日本旅行作家協会会員。
Shoko Nagano HP ⇒ http://www.shokochicago.com/


ドジャー・スタジアムの場所と行き方

Dodger Stadium 1000 Vin Scully Ave, Los Angeles, CA
ロサンゼルス国際空港から車(レンタカー)で行く場合の一例。

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ドジャー・スタジアムへのアクセス詳細