コロラド州の概要
コロラド州の特徴
州の南北をロッキー山脈が貫いている山岳地帯の州です。
州都のデンバーから北へ少し行ったところにあるボルダーは、マラソンランナーのトレーニング地としてもおなじみですね。
またデンバーの西には、ベイル、ビーバークリーク、ブリッケンリッジ、キーストンといった全米でも最大級のコースをもつスキー場があり、更に西に行くと競技スキーなどで有名なアスペンがあり、全米からウィンタースポーツを楽しむ観光客が多く訪れる街です。
経済面を見てみると、外国企業の誘致も積極的に行われているようです。
しかし自然環境を一番に考えるコロラドらしく、実際に企業進出するしない、という段階になると、それがこの地の自然を破壊することにならないかなど、しばしば議論が行われるのだそうです。
コロラド州の州都
デンバー Denver
コロラド州の成立過程
かつてこの地にはプエブロ・インディアンと呼ばれる農耕で自活している人々が暮らしていました。
18世紀に入り、この地はスペイン領となり、1803年にはルイジアナ買収により東の部分がアメリカ領に、1848年には米墨戦争を経て西の部分もアメリカ領になりました。
そして、アメリカ建国からちょうど100年目の1876年8月1日、38番目の州として成立しました。
ちなみに、州の愛称にも「百年祭の州」とつけられています。
隣の州との関係
北はワイオミング州、北東はネブラスカ州、東はカンザス州、南はオクラホマ州とニューメキシコ州、西はユタ州に接しています。
アメリカ合衆国造幣局50州25セントプログラム
発行年 2006年 発行順 38番
緑豊かな木々と険しい山並みのロッキー・マウンテンが描かれています。コインの下部には、”Colorful Colorado(彩り豊かなコロラド)”と記されており、コロラド州の豊かな自然を連想させます。コロラド州のニックネームは”Centennial State”ですが、これはコロラドが米国独立から100年目にあたる1876年に、合衆国への加盟を認められたことを表しています。
画像提供:”United States coin images from the United States Mint.”
コロラド州の場所
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