Memphis Blues Trail 61 のサインを確認しに行った

Memphis Blues Trail 61 のサイン
Memphis Blues Trail 61 のサインメンフィス・ロックンソウル博物館からクロスタウン コンコースへ行く時、B.B.キング ブルーバード(B.B.King Blvd)を北に向かって走り出し、ピーバディー・プレイスを超えたぐらいの所で、ギターの形をした “Memphis Blues Trail 61″のサインがちらりと見えました。一瞬の出来事でしたが、印象的なデザインだったので、じっくりと見てみたいと思ったのです。
実際に見てみると、とても良いデザインだと感じました。
ルート61の標識(地図記号)をベースにしたロゴマークをギターのボディーにしてあるところが良いですね。
  Memphis Blues Trail 61 のサイン がある場所と行き方

B.B.キング ブルーバードのクロスロード(十字路)の北

B.B.キング ブルーバードのクロスロード(十字路)
B.B.キング ブルーバードのクロスロード(十字路)このサインはB.B.キング ブルーバード沿いにあります。ハンディー パークの北西角、B.B.キング ブルーバードとピーバディー・プレイスの交差点を北へ90mの場所にあります。
B.B.キング ブルーバードは、元々はサード・ストリート(3rd St.)だったのですが、B.B.キングの功績を讃えて改名されました。サード・ストリートは、通称ブルース・ハイウェイと呼ばれるルート61と重複しています。B.B.キングの葬儀はメンフィスで執り行われ、遺体はブルース・ハイウェイであるルート61を南下して、B.B.キングのホームタウンであるミシシッピ州インディアノーラに運ばれました。
 
桑田英彦氏が寄稿下さった「アメリカーナ・トレイル テネシー州メンフィス ビール・ストリート」のページもご覧ください。 アメリカーナ・トレイル テネシー州メンフィス ビール・ストリート

Memphis Blues Trail 61 の壁画

Memphis Blues Trail 61 の壁画

このサインがある所に、壁画がありました。今回の取材旅行の初日に立ち寄った ブルース ミュージック アート ミュージアムBlues Music Art Museum)のポップアップ・プレビューで出会ったジョージ ハント(George Hunt)さんの絵です。左から2番目の絵はTシャツに使われていた絵です。

Memphis Blues Trail.com

Memphis Blues Trail 61 の壁画
Memphis Blues Trail 61 の壁画壁に描かれたMemphis Blues Trail 61 のロゴマークの下に分かりにくいですが、Memphis Blues Trail.com と書かれていました。日本に帰ってきてから調べてみましたが、このドメインでのホームページは現在は無いようです。フェイスブックページにも詳しい事は記載されいないので、どのような団体がこのサインと壁紙を設置したのか、この団体が現存するのかさえも不明です。

ルート61 ブルースハイウェイ に対する意識

メンフィス・ロックンソウル博物館のギフトショップ

Memphis Blues Trail 61 のサインに一瞬で反応したのには前振りがありました。メンフィス・ロックンソウル博物館のギフトショップで多くのルート61のグッズがあり、ルート61に対する意識が刷り込まれていたのでしょう。

The Blues Trail に関するマーカー

The Blues Trail に関するマーカー

また、メンフィス・ロックンソウル博物館の前に The Blues Trail に関するマーカーがあって、車に乗り込む前にそのマーカーを見て写真も撮っていた直後の出来事だったので、この事も Memphis Blues Trail 61 のサインに気付いた要因かもしれません。このマーカーはミシシッピ・ブルース・ファンデーションが建てたマーカーです。
このマーカーに記載されている内容を掲載しておきます。

The bright light of Beale Street and the promise of musical stardom have lured blues musicians from nearby Mississippi since the early 1900s.  
1900年代初期に、ミシシッピ州のブルースミュージシャン達は華やかなビール・ストリートでのスターダムへの道を夢見てメンフィスを目指しました。
Early Memphis blues luminaries who migrated from Mississippi include Gus Cannon, Furry Lewis, Jim Jackson, and Memphis Minnie.   ミシシッピ州から移住した初期のメンフィスブルースの著名なミュージシャンの中には、ガス キャノン(Gus Cannon)、ファリー ルイス(Furry Lewis)、ジム・ジャクスン(Jim Jackson)、メンフィス・ミニー(Memphis Minnie)が居ました。
In the post-World War II era many native Mississippi became blues, soul, and rock’n’roll recording stars in Memphis, including Rufus Thomas, Junior Parker, B.B.King, and Elvis Presley.  
第二次世界大戦後、ルーファス・トーマス(Rufus Thomas)、ジュニア パーカー(Junior Parker)、B.B.キングB.B.King)、エルビス・プレスリーElvis Presley)といった多くのミシシッピのミュージシャンたちが、ブルース、ソウル、ロックンロールのレコーディングスターになりました。

多くのミュージシャンがミシシッピ州の田舎町からメンフィスを目指してきたという事を記載していますが、内容や記載されているミュージシャンから判断すると、特にルート61(ブルースハイウェイ)を限定している訳では無いのですが、このマーカーがルート61沿いに建っていた事と、The Blues Trail というキーワードが Memphis Blues Trail 61 のサインに意識を向かわせたのかもしれません。

次回 ⇒ 28. ピーバディ メンフィスのダッグマーチ に続く

ミシシッピ・リバー・カントリーUSA  Memphis Tourism

Memphis Blues Trail 61 のサイン がある場所と行き方

B.B.キング ブルーバード(B.B.King Blvd)とピーバディー・プレイスの交差点を北へ90m。 メンフィス国際空港からMemphis Blues Trail 61 のサイン がある場所 へ、車(レンタカー)で行く場合の一例。

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  1. メンフィス探訪
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  3. サウス・メイン・ストリート S Main Street
  4. ブルース ミュージック アート ミュージアム Blues Music Art Museum
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  9. 夜のビールストリート
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 11. ナショナル・シビルライツ博物館を見学
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 14. サウス・メインストリート歴史地区 South Main Street Historic District
 15. グレースランド エルビス・プレスリーのテーマパーク
 16. メンフィス ドラムショップ Memphis Drum Shop
 17. Railgarten Ping Pong
 18. ビッグ・リバー・クロッシング ミシシッピ川を渡る
 19. イッタ・ベナ・レストランでディナー
 20. ビール・ストリート・ランディングに行ってみた
 21. リバーウォークとリバーサイドドライブ
 22. Temple of Deliverance の礼拝を見学
 23. メンフィス・ロックンソウル博物館でメンフィスの音楽に関して学ぶ
 24. クロスタウン コンコースでヘルシーランチ
 25. シェルビー・ファームズ・パークでサイクリング
 26. 日曜日 午後のビールストリート
 27. Memphis Blues Trail 61 のサイン
 28. ピーバディ メンフィスのダッグマーチ
 29. ピーバディ メンフィスのランスキーブラザーズ
 30. バスプロショップス・アット・ザ・ピラミッドのLookOut
 31. フライト レストラン & ワインバー でディナー
 32. ラム・ブギー・カフェでグッドミュージックに浸る
 33. カフェ キーオでヨーロピアン・ブレックファースト
 34. サンスタジオを見学 2階の展示スペース
 35. サンスタジオを見学 レコーディングスタジオ編
 36. コットンミュージアムでメンフィスの歴史を学ぶ
 37. テネシー ウェルカム センター に寄ってみた。
 38. ガスズ フライドチキン メンフィス ダウンタウン店でランチ
 39. スレイブヘブン博物館で黒人奴隷の逃亡について学習する
 40. Lansky Bros. Clothier to the King
 41. メンフィス音楽大殿堂博物館を見学
 42. ザ ビューティー ショップ でディナー
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 44. オーバートン・バークへ行ってみた
 45. オーバートン・スクエア ミッドタウンのランドマーク
 46. オーバートン・スクエアの周辺
 47. スタックス博物館でオーティス・レディングを偲ぶ
 48. ウィリー・ミッチェルズ ロイヤルスタジオを訪問
 49. ローレンス“ブー”ミッチェル氏
 50. 約束の地、メンフィス ~テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー~
 51. ロイヤルスタジオ <番外編>
 52. チャールズ ベルゴズ ランデブーでバーベキューリブをいただく
 53. メンフィス探訪 2018 まとめ

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