ミネソタ州会議事堂 Minnesota State Capitol

ミネソタ州会議事堂 Minnesota State Capitol

ミネソタ州会議事堂(Minnesota State Capitol)は、ミネソタ州の州都セントポールに建つルネサンス調の建物。現在の建物は3代目となり、1972年に国家歴史登録財に指定された。

歴史

最初の州議事堂は、1849年に5年かけて建てられたが、1881年に火災で焼けた。
1883年に二番目の州議事堂が完成したが、都市の成長期で完成時には手狭であったことと歓喜の問題があった。
現在のミネソタ州会議事堂は、1893年に新しい州会議事堂を建てる法案が可決され、建築家キャス ギルバート(Cass Gilbert)の設計で、ダウンタウンから数ブロック北のワバシャ・ヒル(Wabasha Hill)に建てられることになった。総工費は450万ドルで1896年5月6日にに着工。9年後の1905年1月2日に一般公開された。

クアドリガ Quadriga

ミネソタ州会議事堂 Minnesota State Capitol

1906年に設置された、芸術家 ダニエル・チェスター・フレンチが作った金箔に覆われた銅像「The Progress of the State」通称クアドリガ。
クアドリガとは、ローマ帝国時代に、並行する4頭の馬に引かせた戦車競走用の馬車。

外装や装飾など みどころ

ミネソタ州会議事堂 Minnesota State Capitol

ジョージア州 ホワイトの大理石とミネソタ州 セントクラウドの花崗岩で出来ている。
メインエントランスの上に勇気、豊富、誠実、自重、真実、智恵を表す6つの大理石の像がある。
支柱の無い大理石のドームがあり、ドームの周りにはドームを守るように12頭の石で造られたイーグルが配置されていて、花環や額の彫刻で飾られている。
優美なアーチや、自立階段、壮大な内装が施されたインテリア。

キャピトルの大きさ

東西に430フィート、ドームのランタンの上端までの高さは220フィート(20階建ての建物の高さ)がある。
建物の内部は、300,000平方フィート以上の床面積、約500万立方フィートのスペースがある。

見学ツアー

平日に45分間のツアーを開催している。入館は無料だが、ツアーに参加の場合は5ドル(以上)の寄付を。
入館時間やツアーの詳細はミネソタ州会議事堂のホームページで確認を。
ミネソタ州会議事堂のホームページ ⇒ Minnesota State Capitol

協力:ミシシッピ・リバー・カントリーUSA Visit Saint Paul

ミネソタ州会議事堂の場所と行き方

Minnesota State Capitol 75 Rev Dr Martin Luther King Jr Boulevard., St Paul, MN
ミネアポリス・セントポール国際空港から車(レンタカー)で行く場合の一例。

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