メンフィス音楽大殿堂博物館
Memphis Music Hall of Fame
メンフィス音楽大殿堂博物館(Memphis Music Hall of Fame)はメンフィスで偉大な功績を残したミュージシャンや音楽関係者を讃えるメンフィス音楽大殿堂に殿堂入りした人達の博物館で、ビールストリートのすぐ近く、サウス 2nd ストリート沿いにあります。
⇒ メンフィス音楽大殿堂博物館の場所と行き方
受付のすぐ横に殿堂入りした偉人や団体のネームプレートがあります。殿堂入りリストと概要はLink-USA の「メンフィス音楽大殿堂博物館 Memphis Music Hall of Fame」のページをご覧ください。
⇒ メンフィス音楽大殿堂博物館 Memphis Music Hall of Fame
博物館は“The Hard Rock Caff Music Complex”という建物の2階にあります。流石にすべては無理ですが、いくつかご紹介したいと思います。
ロイ・オービソン Roy Orbison
まず最初にロイ・オービソン(2017年 殿堂入り)のトレードマークである黒いサングラスがありました。ロイ・オービソンは1950年代後半にサン・レコードで活動していました。
数個の Memphis Music Hall of Fame トロフィー
次にカール・パーキンス(2014年 殿堂入り)、W.C.ハンディ(2012年 殿堂入り)、リル・ハーディン・アームストロング(2012年 殿堂入り)、ブラックウッド ブラザーズ(2013年 殿堂入り)のMemphis Music Hall of Fame トロフィーが飾られていました。
スリー6マフィア Three 6 Mafia
スリー6マフィア(Three 6 Mafia)は、2012年 殿堂入りしたヒップホップグループで、映画『ハッスル&フロウ(Hustle & Flow)』(2005年)の主題歌「It’s Hard Out Here for a Pimp」でアフリカ系アメリカングループとして初めてアカデミー賞を受賞しています。
エルビス・プレスリー Elvis Presley
エルビス・プレスリーは、2012年に殿堂入りしています。空手の道着と黒帯、初期の携帯電話が展示されていました。
ウィリー・ミッチェル Willie Mitchell
ウィリー・ミッチェル(2012年 殿堂入り)は、メンフィス・ソウルの名プロデューサー。アル・グリーン(2012年 殿堂入り)などのソウルミュージシャンを手がけたことで知られています。ト音記号や音符が刺繍されたパッチワークが飾られていました。
サンレコードの看板ミュージシャン
ジェリー・リー・ルイス(2012年 殿堂入り)のキャデラック、カール・パーキンス(2014年 殿堂入り)とジョニー・キャッシュ(2013年 殿堂入り)の衣装などが飾られています。
アイザック・ヘイズ Isaac Hayes
アイザック・ヘイズ(2012年 殿堂入り)は、スタックス・レコードでサザン・ソウルの発展に寄与しました。映画『黒いジャガー』(1971年)の主題歌でアフリカ系アメリカンとして初めてグラミー賞を受賞しています。展示品はハモンドオルガンです。
ハウリン・ウルフ と アルバート・キング
ハウリン・ウルフ(2012年 殿堂入り)とアルバート・キング(2013年 殿堂入り)の衣装とギターが展示されていました。ギブソンのフライングVは、アルバート・キングのトレードマークですね。
ルーファス・トーマス Rufus Thomas
ルーファス・トーマス(2012年 殿堂入り)は、スタックス・レコードやサン・レコードに所属していたシンガーで、ソウルやファンクを歌っていました。
デューイ・フィリップス アル・ベル ナット・ウィリアムズ
デューイ・フィリップス(2012年 殿堂入り)、アル・ベル(2014年 殿堂入り)、ナット・ウィリアムズ(2012年 殿堂入り)の写真パネルです。 デューイ・フィリップスは、リズム&ブルースをラジオで広めた最初のDJで、エルビス・プレスリーのデビュー曲「ザッツ・オール・ライト(That’s All Right)」(1954年リリース)を初めてラジオで流したことで有名です。アル・ベルは、レコードプロデューサー、ソングライター、レコード会社重役で グラミー賞 特別功労賞理事会賞の受賞者です。ナット・ウィリアムズは、最初のアフリカ系アメリカ人DJです。
ジャスティン・ティンバーレイク Justin Timberlake
ジャスティン・ティンバーレイク(2015年 殿堂入り)の衣装が飾られていました。ジャスティン・ティンバーレイクは、メンフィスの出身でグラミー賞を6つも受賞しています。今年(2018年)のミネアポリス USバンク・スタジアムで開催されたスーパーボウルのハーフタイムショーに出演していました。
まだまだ多くの展示がありましたが、キリが無いのでこれぐらいにしておきます。メンフィスへ行かれた時は、メンフィス音楽大殿堂博物館に立ち寄ってみてください。
次回 ⇒ 42. ザ ビューティー ショップ でディナー に続く
メンフィス音楽大殿堂博物館の場所と行き方
Memphis Music Hall of Fame 126 S 2nd St, Memphis, TN メンフィス国際空港からメンフィス音楽大殿堂博物館へ、車(レンタカー)で行く場合の一例。
⇒ 大きな地図で見る
1. メンフィス探訪
2. メンフィス国際空港 Memphis International Airport
3. サウス・メイン・ストリート S Main Street
4. ブルース ミュージック アート ミュージアム Blues Music Art Museum
5. ビールストリートへやってきた
6. ギブソンギター メンフィス工場の現状
7. ビールストリートを歩いてみる
8. マディソン ホテル Madison Hotel
9. 夜のビールストリート
10. アーケードレストラン The Arcade Restaurant
11. ナショナル・シビルライツ博物館を見学
12. ブルースの殿堂博物館(Blues Hall of Fame Museum)へ
13. セントラルBBQでランチ
14. サウス・メインストリート歴史地区 South Main Street Historic District
15. グレースランド エルビス・プレスリーのテーマパーク
16. メンフィス ドラムショップ Memphis Drum Shop
17. Railgarten Ping Pong
18. ビッグ・リバー・クロッシング ミシシッピ川を渡る
19. イッタ・ベナ・レストランでディナー
20. ビール・ストリート・ランディングに行ってみた
21. リバーウォークとリバーサイドドライブ
22. Temple of Deliverance の礼拝を見学
23. メンフィス・ロックンソウル博物館でメンフィスの音楽に関して学ぶ
24. クロスタウン コンコースでヘルシーランチ
25. シェルビー・ファームズ・パークでサイクリング
26. 日曜日 午後のビールストリート
27. Memphis Blues Trail 61 のサイン
28. ピーバディ メンフィスのダッグマーチ
29. ピーバディ メンフィスのランスキーブラザーズ
30. バスプロショップス・アット・ザ・ピラミッドのLookOut
31. フライト レストラン & ワインバー でディナー
32. ラム・ブギー・カフェでグッドミュージックに浸る
33. カフェ キーオでヨーロピアン・ブレックファースト
34. サンスタジオを見学 2階の展示スペース
35. サンスタジオを見学 レコーディングスタジオ編
36. コットンミュージアムでメンフィスの歴史を学ぶ
37. テネシー ウェルカム センター に寄ってみた。
38. ガスズ フライドチキン メンフィス ダウンタウン店でランチ
39. スレイブヘブン博物館で黒人奴隷の逃亡について学習する
40. Lansky Bros. Clothier to the King
41. メンフィス音楽大殿堂博物館を見学
42. ザ ビューティー ショップ でディナー
43. ブルー プレート カフェ Blue Plate Cafe
44. オーバートン・バークへ行ってみた
45. オーバートン・スクエア ミッドタウンのランドマーク
46. オーバートン・スクエアの周辺
47. スタックス博物館でオーティス・レディングを偲ぶ
48. ウィリー・ミッチェルズ ロイヤルスタジオを訪問
49. ローレンス“ブー”ミッチェル氏
50. 約束の地、メンフィス ~テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー~
51. ロイヤルスタジオ <番外編>
52. チャールズ ベルゴズ ランデブーでバーベキューリブをいただく
53. メンフィス探訪 2018 まとめ