チャーリー・パーカー メモリアル
Charlie Parker Memorial
チャーリー・パーカー メモリアル(Charlie Parker Memorial)は、カンザスシティ ダウンタウンの東側、18th アンド バインにあるアメリカン・ジャズ・ミュージアムの西隣にある公園に建つ、高さ18フィート(5.4m)の真鍮の彫刻で、カンザスシティ出身のジャズの巨匠チャーリー・パーカー(Charlie Parker)を讃えている。目を閉じ、唇をすぼめた状態はサックスを吹いている時の表情を表している。
⇒ チャーリー・パーカー メモリアルの場所と行き方
チャーリー・パーカー モダン・ジャズの父
チャーリー・パーカーはカンザスシティ出身で、アルトサックス奏者のジャズミュージシャン。1940年代初頭にトランペット奏者のディジー・ガレスピーと共に、原曲に縛られない即興演奏を主とするビバップ(Bebop)と呼ばれる形態を確立した。このビバップはモダン・ジャズに進化したことから、チャーリー・パーカーは「モダン・ジャズの父」とされている。娯楽性が高いスウィング・ジャズに対して、モダン・ジャズはセンスある即興演奏が要となることから芸術性が高いと評価されていた。
チャーリー・パーカーは1940年代末の頃から麻薬とアルコールに溺れ、心身ともに衰弱して、1955年3月12日に34歳で生涯を閉じた。
バード Bird
チャーリー・パーカーのニックネームはヤードバード(Yardbird)であったが、後にバードと略されるようになった。ニューヨーク マンハッタンの老舗ジャズクラブ”バードランド”はチャーリー・パーカーのニックネームが由来。
チャーリー・パーカーとマイルス・デイヴィス
チャーリー・パーカーは1945年に、若干18歳のトランペット奏者マイルス・デイヴィス(Miles Davis)を起用した。その後、マイルスはチャーリーを師事して活動を共にするようになる。チャーリーは、1947年にマイルス初のリーダー・セッションをサポートした。マイルスは後に「ジャズの帝王」と言われるようになる。
協力:Visit KC、ミシシッピ・リバー・カントリー
チャーリー・パーカー メモリアルの場所と行き方
Charlie Parker Memorial 1616 E. 18th Street, Kansas City, MO
カンザスシティ国際空港から車(レンタカー)で行く場合の一例。
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