デューク・カハナモク Duke Kahinu
デューク・カハナモク(Duke Kahinu)は、1890年8月24日 ハワイ州 オアフ島の生まれ。サーフィンをアメリカやオーストラリに知られように振興活動を行ったことから“近代サーフィンの父”として、伝説のサーファーとなる。
ハリウッド映画にも出演したり、観光客にサーフィンやカヌーを教えるワイキキ・ビーチ・ボーイズを育てたりして、その功績が讃えられて、1990年にワイキキ・ビーチに等身大の銅像が設置された。
デューク・カハナモクは、ハワイで最初の公式親善大使に任命さた。
オリンピックの金メダリスト
デューク・カハナモクは、ワイキキの海で培われた泳力で、1911年のアマチュア水泳競技会で世界記録を破り、1912年開催のストックホルムに出場。男子100m自由形で金メダル、男子800mリレーで銀メダルを獲得する。
1920年のアントワープ五輪でも、100メートル自由形と男子800mリレーで金メダルを獲得。 ハワイ初の金メダリスト。
ザ・ライド ハワイアン・ビーチ・ストーリー
2003年公開の映画『ザ・ライド/ハワイアン・ビーチ・ストーリー』は、ホノルル出身のネイザン クロサワが、監督・脚本・製作のすべてを手掛けた。音楽も“ハワイアン・ミュージック”の伝説と言われるケアリィ レイシェルを初め、ケアヒヴァイ、タイマネ ガードナー、ハパなどハワイを代表するアーティストの楽曲が使われている。
アロハスピリットやマナの精神を理解しやすく描いている。
若くしてサーフィンのワールドチャンピオンとなったデビッドはスター気取りで、その振る舞いにハワイ ローカルのレスキューに「海への尊敬を忘れるな」と忠告される。
競技中に、ライバルの乗った波に割り込む違反行為の挙句にワイプアウト(波から落ちる)してしまい、波にのまれて意識を失った時に、1人の青年に救われる。気が付くと、そこは1911年のワイキキビーチ。なんとタイムスリップしてしまったのだ。
命を救ってくれた青年は若かりし日のデューク・カハナモク。
デューク・カハナモクとの友情や、レフアという女性と過ごす日々の中でデビッドは、アロハスピリットを理解していく、、、
(以下省略)