コオラウ山脈 Koʻolau Range

コオラウ山脈 Koʻolau Range

ハワイ州 オアフ島 東部にある山脈で、オアフ島を作った火山の一つであるコオラウ火山の西側の一部が残ったもの。コオラウ火山のカルデラ頂上を含む東側部分は、オアフ島の北東部の海底に崩落した。そのために、オアフ島 東海岸部の海岸線が現在のものとなった。コオラウ火山は、元々はなだらかな楯状火山だったが、崩落のために残った今のコオラウ山脈は切り立ち、更に風雨による浸食により、今のような山容となった。
「コオラウ」(koʻolau)という言葉は、ハワイ語で「風上」を意味し、その名の通り、オアフ島の東海岸は風上側になる。コオラウ山脈の東側は風が強い。
オアフ島で最大の街 ホノルルは、コオラウ山脈の風下側 沿岸部に、風の影響から逃れるようにある。
コオラウ山脈の最高峰はプウ・コナフアヌイ山(標高 960m)。
ダイヤモンド・ヘッドハナウマベイココ・ヘッド、パンチボウル、タンタラス山などは、コオラウ火山の一部であった。