ハワイアケパ Hawai‘i Ākepa
ハワイアケパ(Hawai‘i Ākepa 和名:コバシハワイミツスイ)は、ハワイ火山国立公園内、カフクユニットにある高地の森で見つかった、絶滅危惧種のハワイミツスイ。
ハワイアケパの下顎は片側にわずかに曲がっており、その結果、下顎の先端がオフセットになり、奇妙な形に交差したくちばしを使って、オヒアレフアのつぼみ、小さな種のさや、虫こぶをこじ開けて昆虫やクモを採餌する。
下顎の曲がる方向は左または右で、曲がる方向によって、脚の非対称性も伴い、下顎の曲がった部分の反対側の脚は、もう一方の脚よりわずかに長くなる。
オスの成鳥は、明るいオレンジ色をしているが、生後3年未満のオスは、鈍い茶色がかったオレンジ色をしている。メスは灰緑色で、胸に黄色の縞模様がある。
オヒアやコアの古木にある自然の空洞に巣を作り、メスは卵を温め、オスはメスに餌を運ぶ。オス・メス共にひなに餌を運ぶ。ひなは飛び立った後も、2~3か月間は親と一緒にいる。
協力:National Park Service
ハワイ火山国立公園の野鳥 | ||
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