タイランチョウ Southwestern Willow Flycatcher

タイランチョウ Southwestern Willow Flycatcher

タイランチョウ(Southwestern Willow Flycatcher)は、かつては米国南西部全体で一般的だったが、水辺の植生の破壊、家畜の過剰放牧などが原因で、現在は野生で残っているのは900~1000ペアのみ。
灰色がかった緑色の背中と翼を持っており、各翼に2つの明るい色のバーがある。喉は白く、胸は薄い灰色で、腹は淡い黄色。くちばしの上顎は黒く、下顎はオレンジまたは黄色。

冬は、メキシコや中央アメリカで越冬し、春と夏にアメリカ南西部に渡ってきて繁殖する夏鳥。 グランドキャニオン国立公園では、コロラド川を取り巻く水辺のヤナギやコットンウッドの茂みで繁殖する。 グランドキャニオン国立公園は、水辺地帯にある重要な繁殖生息地を調査し、16の回復計画の営巣地を特定して保護に努めている。

5月下旬または6月上旬に、木の枝の間に、植物繊維、草、細断された樹皮を使って巣を作る。通常一度に2~5個の卵を産み、ヒナは7月中旬までに巣立つ。

協力:National Park Service

グランドキャニオン・ビジターセンターの場所と行き方

Grand Canyon Visitor Center S Entrance Rd, Grand Canyon Village, AZ
ラスベガス/マッカラン国際空港からレンタカーで行く場合の一例。

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