モンテズマ・キャッスル国立モニュメント
Montezuma Castle National Monument
モンテズマ キャッスル国立モニュメントは、1906年12月8日にセオドア・ルーズベルト大統領により、アメリカの歴史的・文化的に重要な場所として、最初の国家モニュメントの4つの場所の一つとされました。セドナから南に約40kmの場所に位置します。
⇒ モンテズマ・キャッスル国立モニュメント の場所と行き方
このモンテズマ・キャッスルは、1100年から1425年の間、シナグア族(Sinagua)が白い石灰岩の崖の上約90フィート(27m)に建設して住んでいた5階建て20部屋の住居跡です。
モンテズマ・キャッスルの総床面積(5階分全て)は、4,000平方フィート(370平方メートル)に及び、この不安定な崖にこれ程まで大きな規模の住居を建設する技術を持っていたことに驚かされます。
わざわざ、崖に住居を建設したのは、すぐ近くを流れるビーバークリークの氾濫から逃れるためだったと考えられています。シナグア族は狩猟だけでなく、農耕により安定した食料を手に入れていたため、小川の近くに住む事は便利でしたが、突発的な自然災害にも悩んでいたのです。
モンテズマ キャッスルの名前の由来
1860年に、この遺跡が発見された当時は、アステカのモンテスマ皇帝の城と思われたためにモンテズマ キャッスルの名前が付けられました。
その後、この遺跡はシナグア族が高層マンションのような住居として建設し使用してましたが、モンテスマが生まれる40年以上前に放棄されていたことが判明しました。しかし、モンテスマ皇帝の城では無いと分かりつつも、今でもモンテズマ キャッスルのまま呼ばれ続けています。
キャッスルA
1933年には45~50室の「キャッスルA」が発掘されました。
火災により崩壊しており、あまり原型をとどめていませんでしたが、豊富な遺物が発見され、400年以上にわたってビーバークリーク沿いのこの河畔の「オアシス」に住んでいたシナグア族の生活に関する理解が大幅に強化されました。
モンテズマ・キャッスル ビジターセンター
ビジターセンターには、発券所、小さな博物館、書店があります。
Open Daily: 08:00 – 17:00(クリスマス閉業)
入園料に関してはモンテズマ・キャッスル ビジターセンターのH.P.で確認ください。
協力:セドナ商工会議所&観光局
モンテズマ・キャッスル国立モニュメント の場所と行き方
Montezuma Castle National Monument 2800 Montezuma Castle Rd Camp Verde, AZ
セドナ商工会議所&観光局からモンテズマ・キャッスル ビジターセンター(Montezuma’s Castle Visitor’s Center) まで車(レンタカー)で行く場合の一例。
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