イイヴィ ‘I‘iwi
イイヴィ(‘I‘iwi 和名:ベニハワイミツスイ)は、朱色の羽、黒い翼と尾、そして長く曲がったくちばしを持つ、ハワイの鳥の中で最も独特の容姿の野鳥で、イラストに描かれることが多い、個体数が少ないハワイの固有種。体長約6インチ(15.2センチ)で、ミツスイの中ではやや大型。
幼鳥は鈍い黄色で、黒い斑点がある。嘴は最初は暗褐色だが、成長するにつれて明るい色になる。
長く反り返った嘴は、ハワイ固有のロベリア科(キキョウ科)のような長く管状の花を食べるのに適応していると考えられているが、非常に小さな花を含むさまざまな植物の蜜も吸う。
アパパネと同様にオヒアの花の蜜を吸うために、ハワイの島々の間を長距離飛行する。
ハワイ火山国立公園では、鳥類に発生するウイルス性の病気を媒介する蚊があまりいない、4,500フィート(1,371m)以上の高地の森林でのみ見られる。
ハワイ先住民の権力と威信の象徴とされる羽毛のマント(ケープ)に、数十万羽のイイヴィの羽が使われた。(実際のマントはオアフ島・ビショップミュージアムに展示されている)
協力:National Park Service
ハワイ火山国立公園の野鳥 | ||
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