カフナ・ストーン Wizard Stones of Kapaemahu
ワイキキのクヒオビーチ、交番の隣に、鉄の柵で囲まれた4つの岩があります。
この岩は、病気の治癒に効くと伝えられるヒーリング・ストーンとして、多くの人々がレイをお供えし、お祈りに訪れるパワースポットです。
ウィザード・ストーン・オブ・カパエマフ(Wizard Stones of Kapaemahu)という名前で、通称カフナ・ストーンと呼ばれています。
カフナ・ストーンの謂れ(いわれ)
16世紀頃、タヒチから4人の優れた力を持つカフナ(祈祷師)がハワイにやってきました。ヒーリング・パワーを持つ彼らは、ハワイアンを次々と癒していきました。4人のカフナはハワイアン達に慕われていましたが、タヒチに帰らなければなりません。
カフナはハワイアンに記念碑を作ってもらうように言いました。何千人ものハワイアンたちはワイキキ東のカイムキから4つの岩を切り出して4人の記念碑として一夜のうちにワイキキに運びました。
そして、4人のカフナはその4つの岩に、それぞれが持っているマナ(霊力)を宿してタヒチへと帰っていきました。その4つの岩は、4人のカフナの名前、カパエマフ(Kapaemahu)、カハロア(Kahaloa)、カプ(Kapuni)、キノヒ(Kinohi)、と名付けれています。
この岩には、今でも強いマナが宿っており、神聖な場所として管理されています。