マウントレーニア国立公園でバードウォッチング

マウントレーニア国立公園でバードウォッチング

マウントレーニア国立公園には多くの種類の野鳥が生息している。これらの野鳥の一部は留鳥だが、ほとんどは特定の季節に渡ってくる。

マウントレーニア国立公園で多くの種類の野鳥が見れるのは、標高によるライフゾーンが異なることが理由として挙げられる。
最も低いエリア(3,500フィート/1,066メートル未満)は、ダグラスモミ、ベイスギ、グランディスモミ、アメリカツガの森林があり、北マダラフクロウ(Northern spotted owl)などが生息している。また、多くの種類の留鳥や渡り鳥(※)を観察することができる。
次のゾーンは3,500~5,000フィート(1,066~1,524メートル)で、ウエスタンホワイトパイン、アメリカツガ、パシフィックシルバーモミの混合林がある。このゾーンでは、季節による食料源、繁殖期などで、観察できる野鳥の種類が異なる。
パラダイスサンライズがある、標高5,000~6,500フィート(1,524~1,981メートル)の亜高山帯は、モミ、マウンテンヘムロックの混合林に生息する野鳥、ワイルドフラワーが咲き乱れる夏に、種子や昆虫をエサとする野鳥を観察することができる。
6,500フィート(1,981メートル)を超える高山地帯には、雪原、氷河、岩にいる昆虫やクモをエサとする野鳥を観察することができる。

※ 緯度や標高による気候の関係から、日本の本州で冬鳥として観察されている野鳥が、マウントレーニア国立公園では、夏鳥として観察される例が多い。

資料協力:National Park Service

マウントレーニア国立公園の野鳥
猛禽類タイランチョウ科
アトリ科ホオジロ科
カラス科ヒバリとタヒバリ
アメリカムシクイコガラ、キクイタダキ、ミソサザイ
ハチドリブルーバード、ロビン、ツグミ
ツバメキバシリ、ゴジュウカラ、キツツキ
ライチョウ水辺の野鳥

猛禽類

イヌワシ Golden Eagle

マウントレーニア国立公園で見ることができる猛禽類。

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タイランチョウ科

ハモンドメジロハエトリ Hammond's Flycatcher

マウントレーニア国立公園で見ることができる、スズメ目タイランチョウ科の野鳥。

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アトリ科

ズアカマシコ Cassin's Finch

マウントレーニア国立公園で見ることができる、スズメ目アトリ科の野鳥。

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ホオジロ科

ウタスズメ Song Sparrow

マウントレーニア国立公園に住む、スズメ目ホオジロ科の野鳥。

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カラス科

カナダカケス Gray Jay

カラスやカケスなどカラス科の鳥は、スズメ目の中で最大の鳥。

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ヒバリとタヒバリ

ハマヒバリ Horned Lark

ハマヒバリはヒバリ科、アメリカタヒバリはセキレイ科と、種別は異なるが、互いに近くに巣を作り、繁殖期以外の時期には群れで一緒に採餌することがある。

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アメリカムシクイ

サメズアカアメリカムシクイ Orange-crowned Warbler

マウントレーニア国立公園で見ることができるアメリカムシクイは、名前のとおり、虫を採餌する

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コガラ、キクイタダキ、ミソサザイ

クリイロコガラ Chestnut-backed Chickadee

マウントレーニア国立公園で見ることができる、コガラ、キクイタダキ、ミソサザイなどの小型の野鳥たち。

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アカフトオハチドリ

アカフトオハチドリ Rufous Hummingbird

マウントレーニア国立公園では、何種類かのハチドリを見ることができるが、最もよく見られるのは、アカフトオハチドリである。

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ブルーバード、ロビン、ツグミ

ムジルリツグミ Mountain Bluebird

マウントレーニア国立公園で見ることができる、ブルーバード、ロビン、ツグミなど。

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キバシリ、ゴジュウカラ、キツツキ

ムネアカゴジュウカラ Red-breasted Nuthatch

マウントレーニア国立公園で見ることができるキバシリ、ゴジュウカラ、キツツキ。

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ツバメ

ツバメ Barn Swallow

ツバメは、マウントレーニア国立公園では、一般的な野鳥で、しばしば歴史的建造物に巣を作っている。

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ライチョウ

アオライチョウ Sooty Grouse

マウントレーニア国立公園では、2種類のライチョウが生息している。

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水辺の野鳥

シノリガモ Harlequin Duck

マウントレーニア国立公園で見ることができる、水辺の野鳥。

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