マウントレーニア国立公園のアメリカムシクイ
マウントレーニア国立公園で見ることができるアメリカムシクイは、名前のとおり、虫を採餌する。鳴き声はよく聞こえるが、小さくて見つけにくい。
サメズアカアメリカムシクイ Orange-crowned Warbler
スズメ目ムシクイ科
春から秋にかけて、マウントレーニア国立公園の亜高山帯で見ることができる夏鳥で、秋に見かける機会が多い。
太平洋沿岸に生息する個体群は黄色がかったオリーブ色で、東海岸沿岸の個体の頭は灰色がかっている。黒く短い過眼線がある。
全長5インチ(12.7cm)でスズメよりも小さく、鋭くとがったくちばし、長い尾を持つ。
名前に「オレンジ色の王冠」と付いているが、頭部のオレンジのパッチは、興奮して頭部の羽が逆立った時にしか見ることができない。
タウンゼントアメリカムシクイ Townsend’s Warbler
スズメ目ムシクイ科
春から秋にかけて、マウントレーニア国立公園の亜高山帯で見ることができる夏鳥。
頭部、顔、胸が鮮やかな黄色と黒のツートーンで、背はオリーブ色、羽は黒と白の縞柄。
木の上の方、葉が密集しているところで、小さな昆虫を採餌する。
ウィルソンアメリカムシクイ Wilson’s Warbler
スズメ目ムシクイ科
春から秋にかけて、マウントレーニア国立公園の森林や亜高山帯で見ることができる夏鳥。
全体的に黄色く、背中と羽は淡いオリーブ色。オスは頭部に黒い王冠のパッチがある。メスは濃いオリーブ色。
全長4.75インチ(12cm)とかなり小型。
低木の間を飛び交い、昆虫を採餌する。
キヅタアメリカムシクイ Yellow-rumped Warbler
スズメ目ムシクイ科
春から秋にかけて、マウントレーニア国立公園の森林や亜高山帯で見ることができる夏鳥。
全体的に茶色がかった灰色で、胸、脇腹、背中に黒い縞がある。喉、脇、尻に黄色い斑点がある。
丸い頭、長い尾、黒く尖ったくちばしを持つ。
全長5.5インチ(14cm)で、アメリカムシクイの中では、少し大きい。
中程度の高さの樹冠や、時には飛びながら昆虫を採餌する。昆虫が少ない冬には、低木のベリーを食べる。
資料協力:National Park Service
マウントレーニア国立公園の野鳥 | ||
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