マウントレーニア国立公園のキバシリ、ゴジュウカラ、キツツキ
マウントレーニア国立公園で見ることができるキバシリ、ゴジュウカラ、キツツキを挙げている。
アメリカキバシリ Brown Creeper
スズメ目キバシリ科
マウントレーニア国立公園の森林で一年中見ることができる留鳥。
アメリカキバシリは、腹は白いが、羽は茶色の縞模様で、木を這い上がっている時のカモフラージュとなっている。
木の幹を這って、薄く湾曲したくちばしを使って樹皮をこじ開けて昆虫を探す。
全長は、5.25インチ(13cm)と、小型の野鳥。
ムネアカゴジュウカラ Red-breasted Nuthatch
スズメ目ゴジュウカラ科 マウントレーニア国立公園の森林、亜高山帯で一年中見ることができる留鳥。
頭と過眼線は黒く、眉斑とホオは白い。羽は青灰色で、胸から腹は淡いオレンジ色。
キツツキは尾で体を支えて幹に止まるので、頭は常に上になるが、ゴジュウカラは、頭を下にしても幹を上下に移動できる。
長く尖ったくちばしで、樹皮の溝に隠れた昆虫を探す。
セジロアカゲラ Hairy Woodpecker
キツツキ目キツツキ科
マウントレーニア国立公園の森林、亜高山帯で一年中見ることができる留鳥。
セジロアカゲラは全長 9.25インチ(23.5cm)の中型のキツツキ。黒い翼に白い斑点がある。オスの後頭部には、赤い斑点がある。尾は、幹に止まる時に体を支えられるように長く、しっかりとしている。
長くてまっすぐなノミのようなくちばしを使い、木の幹、根元、倒れた丸太、地面でエサを探す。
ハシボソキツツキ Northern Flicker
キツツキ目キツツキ科
マウントレーニア国立公園の森林、亜高山帯で一年中見ることができる留鳥。
全長は12.5インチ(31.7cm)で、大き目のキツツキ。
体は淡褐色で、背中と翼に黒い縞模様があり、腹に黒い斑点がある。頭は灰色。オスはホオの下が赤く、メスは茶色い線がある。
エボシクマゲラ Pileated Woodpecker
キツツキ目キツツキ科
マウントレーニア国立公園の森林で一年中いる留鳥だが、それほど多くない。
過眼線、喉から胸、腹にかけて、羽など、全体的に黒いが、顔と首に白い縞模様があり、赤い冠羽がある。オスには頬に赤い縞模様がある。
全長16.5インチ(42cm)で、かなり大きなキツツキ。
森に生息するオオアリを餌にする。
ムネアカシルスイキツツキ Red-breasted Sapsucker
キツツキ目キツツキ科
ムネアカシルスイキツツキは、カナダとアメリカの西海岸沿岸の森林に生息しており、マウントレーニア国立公園の森林や亜高山帯に一年中いる留鳥だが、それほど多くない。
頭部全体、喉、胸が赤く、腹は黄灰色。羽と尾は黒。羽には白い斑点がある。
名前に”シルスイキツツキ”と付いているが、実際には樹液を飲むのではなく、樹木に穴をあけて、その穴の樹液に集る昆虫を採餌する。
資料協力:National Park Service
マウントレーニア国立公園の野鳥 | ||
---|---|---|
猛禽類 | タイランチョウ科 | |
アトリ科 | ホオジロ科 | |
カラス科 | ヒバリとタヒバリ | |
アメリカムシクイ | コガラ、キクイタダキ、ミソサザイ | |
ハチドリ | ブルーバード、ロビン、ツグミ | |
ツバメ | キバシリ、ゴジュウカラ、キツツキ | |
ライチョウ | 水辺の野鳥 |