アッパー・ミシシッピ・リバー国立野生生物保護区
Upper Mississippi River National Wildlife and Fish Refuge

アッパー・ミシシッピ・リバー国立野生生物保護区

アッパー・ミシシッピ・リバー国立野生生物保護区は、イリノイ州 シカゴのオヘア国際空港から北西に195マイル(312km)に位置します。1924年以来、渡り鳥、魚、野生生物、そして自然を愛する人々の楽園となっています。
アッパー・ミシシッピ・リバー国立野生生物保護区の場所と行き方

この保護区はミシシッピ川沿いに、ミネソタ州ワバシャ(Wabasha)からイリノイ州ロックアイランド(Rock Island)までの約261マイル(417km)に及び、ミシシッピ川の氾濫原の240,000エーカー(971平方キロメートル)以上を保護しています。この保護区は、ラムサール条約によって国際的に重要な湿地および世界的に重要な野鳥生息地として指定されています。
この保護区には、野鳥・野生動物の観察、狩猟、釣り、その他のレクリエーションのために、年間370万人以上が訪れています。

テネシー国立野生動物保護区

アメリカ国内の水鳥の約40%、290種がミシシッピ川を渡りの移動経路として利用します。
特に10月中旬から冬の凍結期にかけて、コハクチョウとオオホシハジロの大群を迎え入れることで知られています。

ハクトウワシ

さらに、アッパー・ミシシッピ・リバー国立野生生物保護区には、300組以上のハクトウワシが生息しています。これは、米国本土48州で最大の森林生息地のブロックがあるためです。

4つの地区と本部オフィス

アッパー・ミシシッピ・リバー国立野生生物保護区は、その長さから4つの地区と本部オフィスによって管理されています。

アッパー・ミシシッピ・リバー国立野生生物保護区の四季


4月と5月は渡って来る鳴禽類を見るのに最適な時期です。木のてっぺんをじっくり観察すると、多くの種類のムシクイ科の野鳥が見られます。
ミシシッピ川の両側にあるグレート・リバー・ロードをたどると、多くのウォーキング トレイルがあります。双眼鏡を持参し、いくつかのデッキや展望台で野鳥や野生動物を見つけてください。


氾濫原の森で、オオアオサギ、ダイサギ、ミミヒメウが繁殖地に営巣します。
アメリカシロペリカンの群れが保護区の上空を編隊を組んで飛んでいたり、川で餌を食べたりしているのを探してください。
沼地では、早朝や深夜にカオグロクイナの笑い声のような鳴き声を聞くことができます。葦原の奥をよく見ると見つけることができるかもです。


コハクチョウをはじめ何千もの水鳥が、越冬地であるこの地に戻ってきます。
10月下旬の秋の渡りのピーク時には、数十万羽のオオホシハジロ、カワアイサ、ホオジロガモ、マガモ、ハシビロガモ、ミカヅキシマアジ、オオバンが集まります。


越冬する何百羽ものハクトウワシを見ることができます。タイミングが良ければ、魚を爪で掴んで、木のてっぺんに舞い上がって食べるのを見ることができるでしょう。

資料協力:U.S. Fish & Wildlife Service

アッパー・ミシシッピ・リバー国立野生生物保護区の場所と行き方

Upper Mississippi River National Wildlife and Fish Refuge
7071 Riverview Rd, Thomson, IL
シカゴ/オヘア国際空港から車(レンタカー)で行く場合の一例。

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