グラント・パーク Grant Park

グラント・パーク Grant Park

グラント・パーク(Grant park)は、「シカゴのフロントヤード(前庭)」と呼ばれており、シカゴの人気スポットの一つ。シカゴのループ地区にある公園で、ミシガン湖を埋め立てて造られた。東側はミシガン湖 モンロー港(Monroe Harbor)に面している。
1901年10月9日、英雄ユリシーズ・グラントを称えて、レイク・パークからグラント・パークに改名。
ユリシーズ・グラントは、南北戦争で南軍のロバート・E・リー将軍を破った北軍の将軍で、北軍を勝利に導いた英雄。南北戦争後に第18代大統領となった。

バッキンガム噴水 Buckingham Fountain

グラント・パークの広さは、南北に13ブロック、東西に2ブロック、1.29平方キロメートル。北西部にはミレニアムパーク、南部にはフィールド博物館シェッド水族館アドラー天文学博物館などがあるミュージアムキャンパスがある。また、サウス・ミシガン・アベニュー沿いにアメリカ三大美術館の一つシカゴ美術館がある。公園の中央に造られたバッキンガム噴水は公園の象徴。

1901年10月9日 レイク・パーク(Lake Park)からグラント・パークに改
1911年 Chicago International Aviation Meet 開催
1927年 バッキンガム噴水 完成
1979年 ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世訪問
1990年 シカゴ・ブルズChicago Bulls)リーグ制覇 祝賀会 開催
1984年 この年からグラント・パークでシカゴ・ブルース・フェスティバルが開催
2008年11月4日 バラク オバマ大統領 グラント・パークで大統領当選演説を行う。

グラント・パークで開催される大規模イベント

シカゴ・ブルース・フェスティバル Chicago Blues Festival

バッキンガム噴水
Clarence Buckingham Memorial Fountain

Buckingham_Fountain

グラント・パークのシンボルとなっているクラシックな雰囲気のバッキンガム噴水(Clarence Buckingham Memorial Fountain)は、伝統的なヨーロッパのデザインを取り入れ、全米で最も美しい噴水といわれる。
夏になると日没後にライトアップされる。特に46m噴き上がる噴水を何色もの輝きで彩り、音楽が流れるウォーターショーは大人気。

バッキンガム噴水 Clarence Buckingham Memorial Fountainこのバッキンガム噴水は大富豪のケイト バッキングハムが、亡くなった弟 クレアランス(シカゴ美術館の館長だった)の記念碑として、エドワード ベネットにデザイン企画を依頼し、1927年に完成。
ケイト バッキングハムがヨーロッパ風の噴水を要望したので、フランス ヴェルサイユ宮殿の「ラトナの噴水(Le Bassin de Latone)」を参考にデザインされた。
バッキンガム噴水の全体は直径85mあり、噴水の4方に青銅のシーホース(ギリシア神話に登場する半馬半魚)が配置されている。この噴水の大きなプールはミシガン湖を表し、4体のシーホースはミシガン湖に接するイリノイ州インディアナ州ミシガン州ウィスコンシン州を表している。彫刻はフランスのマルセル フランソワ ロヤウ(Marcel Francois Loyau)による。

協力:シカゴ観光局

シカゴの観光ポイント マップ

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