シェッド水族館 Shedd Aquarium

シカゴミュージアム・キャンパスMuseum Campus)にあるシェッド水族館は、シカゴで当時最大の小売業者マーシャル・フィールド社の2代目社長 ジョン・G・シェッド(John G. Shedd)が300万ドルを寄付して1930年にオープン。2005年と2007年は米国の水族館の中で最多入場者数を誇り、今でも年間約200万人の来場者がある。

全米最大(世界一の時期もあった)の屋内水族館。魚類の他にもラッコやイルカ、アザラシなど700種、6000匹以上もの生物を見ることができる。中でもオーシャナリウムはアメリカ北西部の太平洋岸の生態を屋内に再現した大規模な展示で見応えがある。自然の中にいるような感覚にするため、木々の間を歩き海の生物たちに出会う仕組みとなっている。人気があるのはイルカなどの海の哺乳類たちのショーで、チケットは午前中に売り切れてしまうことが多いため注意が必要。一般展示では、アマゾン川と熱帯雨林を再現しているアマゾン・ライジング・ギャラリーでは淡水魚の展示が充実しており、ピラニアや、色や形など様々な淡水魚だけでなく、巨大な蛇アナコンダなどアマゾンならではの水生動物、熱帯植物など見ることができる。
2003年、最新の常設展示であるワイルド・リーフ(Wild Reef)がオープン。床から天井まですべて水槽にし、鮫やエイとの距離が短く迫力満点で好評である。

カリビアン・リーフ Caribbean Reef

中央にあるカリブ海のサンゴ礁を再現してあるカリビアンリーフの大水槽(34万リットル)では、1日2~6回行われるダイバーの餌付けが人気です。メインロビーにはカメやタツノオトシゴなどをあしらったレリーフがあったり、館内のランプはアンモナイトの形をしていたりと水族館でありながら美術館のように楽しむことができます。1971年オープン。

Shedd Aquarium
 1200 South Lake Shore Drive, Chicago, IL 60605
 ⇒ Shedd Aquarium

協力:シカゴ観光局

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