シカゴ・ブルース Chicago blues

シカゴ・ブルース Chicago blues

19世紀後半頃にアメリカ南部、ミシシッピーデルタで生まれたブルースは、デルタブルースと呼ばれていた。
1930年代から50年代にかけて、ミシシッピーデルタに住んでいた多くのアフリカ系アメリカ人が、仕事を求めてセントルイスシカゴニューヨークなどの都会へ移住するようになり、ブルース・ミュージシャンもシカゴへ移住した。

シカゴ・ブルース Chicago blues

ミシシッピーデルタでは、アコースティックギターの弾き語りが大半であったが、シカゴへ移ったブルース・ミュージシャンは、アコースティックギターをエレキギターに持ち替え、バンドスタイルで演奏するようになった。
このバンドスタイルのブルースが、シカゴ・ブルースと呼ばれるようになる。