シカゴ市内の野外にあるさまざまなアート
シカゴ市内にはユニークなパブリックアートが数々あり、郊外も含めると150を超える施設で、700以上のアート作品を見ることができる。
パブロ・ピカソの彫刻
「リチャード・J・デイリーセンター」南側広場に展示されているパブロ・ピカソの彫像は、ループ地区の記念すべき最初の現代彫刻です。
贈り主のピカソが、この作品に名前を付けなかったので正式名は無く、市民からはシカゴ・ピカソ、またはピカソと呼ばれて親しまれています。
1967年にお目見えした当初は、高さ15.2mというスケールと抽象的なデザインに人々は戸惑いを隠せなかったと言われています。しかし、今では街の象徴的存在として欠かせないものとなっています。
フラミンゴ Flamingo
ミース・ファンデル・ローエ設計の連邦政府ビルの前にある、ひときわ目立つ赤い作品がアレクサンダー・カルダー作による「フラミンゴ」。アレクサンダー・カルダーは、風などで動く彫刻「モビール」の発明と制作で知られているが、この作品は「スタビール」(完全固定式の抽象構造の作品)である。ビルの直線とフラミンゴの曲線、ビルの黒とフラミンゴの赤という対比が見事な作品。
大きさは、約16mあり、重さ50トンの鋼鉄製。1974年に公開。
その他の作品
シカゴの街には、ミレニアムパークの「クラウドゲート」(ザ・ビーン)や「1004 Portraits」、ブルーンスウック・プラザにあるミロの彫刻など、至るとこにいろいろな作品がある。
Millenium Park 1004 Portraits
Grant Park Agora
協力:シカゴ観光局
シカゴの観光ポイント マップ
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