ニューオーリンズ・ジャズ博物館
New Orleans Jazz Museum
ジャズのコレクションが充実した州立博物館
かつて、コインを鋳造する造幣局として使われていた建物を保存し、現在はニューオーリンズ・ジャズ博物館として一般公開しています。
展示内容はジャズのコレクションがメインです。
この町で生まれ世界に広がっていったジャズの歴史を始め、ルイ・アームストロングが愛用していたコルネット(楽器)などを見ることができます。
2005年のハリケーン・カトリーナで被害を受けた博物館は一時閉鎖されていましたが、修理されて2007年10月20日に再開しました。
合衆国と南部連合双方の通貨を鋳造
1835年、アンドリュー・ジャクソンが大統領だった時に建設され、1938年に造幣局としての業務を開始しました。
お札嫌いのジャクソンは高額金貨である10ドル金貨(イーグル)や20ドル金貨(ダブル イーグル)も鋳造していました。
南北戦争時、ニューオーリンズ造幣局は南部連合の造幣局として機能しました。
南北戦争後14年の歳月を経て、1879年に再び合衆国の造幣局としての業務を再開しましたが、サンフランシスコやデンバーに新しい造幣局が造られ、1909年に閉鎖となりました。
アメリカの歴史の中で、合衆国と南部連合双方の通貨を鋳造したのは、ニューオーリンズ造幣局だけです。
アメリカ国定歴史建造物
現存する米国造幣局の建物としては最古のもので、アメリカ国定歴史建造物に指定されています。
ニューオーリンズ・ジャズ博物館の場所と行き方
New Orleans Jazz Museum 400 Esplanade Avenue, New Orleans, LA
ルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港からニューオーリンズ・ジャズ博物館へ車(レンタカー)やタクシーで行く場合の一例
⇒ 大きな地図で見る