レビット シェル Levitt Shell
レビット シェル(Levitt Shell)はメンフィスのミッドタウンにあるオーバートン パーク(Overton Park)内にある円形の野外コンサート会場。野外の公共施設では珍しく、21歳以上であればガラス瓶以外のアルコール飲料が許可されている。無料コンサート時は芝生座席はフリーだが、ベンチシートは身体障害者用なので健常者は利用しないのがモラルである。
⇒ レビット シェルの場所と行き方
レビット シェルの歴史
1936年 | メンフィス市とWPA(Works Progress Administration)が11,935ドルをかけて建設した。(当時の名称は Overton Park Shell) |
1930年代から 1940年代 | オーケストラ、ライトオペラ、ミュージカルの演奏の場であった。 |
1954年7月30日 | カントリーミュージシャンのスリム ウィットマン(Slim Whitman)がヘッドライナーを務めるステージの前座で、「That’s All Right」(1954年7月19日)をリリースした直後のエルビス・プレスリーが音楽史初のロックンロールショーを披露した。 |
1960年代 | シェルは荒廃していった。 |
1972年 | シェルのほとんどのスペースが駐車場に変わった。 |
1985年 | シェルは閉鎖となった。 |
2005年 | メンフィス市とMortimer&Mimi Levitt財団がシェルを改装し、毎年50回の無料コンサートを行った。 |
2007年 | 本格的な改装が始まり、Levitt Shell に改名。 |
2008年9月4日 | 再開。 |
現在 | 国内外のミュージシャンのコンサートや、年間50公演の無料コンサートが行われる施設として稼働している。 |
協力:メンフィス市観光局
レビット シェルの場所と行き方
Levitt Shell 1928 Poplar Ave, Memphis, TN
メンフィス国際空港からレビット シェルへ、車(レンタカー)で行く場合の一例。
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