ブルーバード・カフェ The Bluebird Cafe

伝説的なミュージック・スポット

ブルーバード・カフェ The Bluebird Cafe

ブルーバード・カフェ(The Bluebird Cafe)は、ナッシュビルのダウンタウンから南西に約4.5マイル(7.2km)、グリーン・ヒルズ(Green Hills)というエリアに位置するミュージック・カフェ&レストラン。
ブルーバード・カフェの場所と行き方

ブルーバード・カフェの歴史

ブルーバード・カフェ The Bluebird Cafe

1982年1月1日に、エイミー・カーランド(Amy Kurland)が、ヒルスボロ・パイク(Hillsboro Pike)沿いの小さなストリップ・モールに100席のレストランとしてオープンさせた。エイミーは、店内に小さなステージを追加し、音楽イベントの経験を持つ友人の協力のもと、ディナー後の時間帯にミュージック・カフェとして運営するようになった。
その後、無名のミュージシャンから、ワールドワイドに活躍するミュージシャンまで、ステージでカントリー、ブルース、ロックなどを演奏し、客席にも著名な人々が訪れるほど人気のミュージック・スポットとなった。

テイラー・スウィフト ファンの聖地

ブルーバード・カフェは、新人ミュージシャンの登竜門としての役割を果たすようになり、ブルーバード・カフェでの演奏がレコードデビューへ繋がることは、珍しい出来事ではなくなった。
中でも、2004年1月1日に当時15歳のテイラー・スウィフトTaylor Swift)が出演し、そのステージを聞いていたドリームワークス・レコーズのスコット・ボーシェッタが気に入り、新しいベンチャーであるビッグマシン・レコードに誘い、2006年にファースト・アルバム『テイラー・スウィフト』をリリースする。このアルバムはBillboard 200において初登場19位を記録。続くセカンド・アルバム『フィアレス』が2008年11月11日にリリースされ、第52回グラミー賞で”最優秀アルバム賞”を史上最年少で受賞した。その後、グラミー賞を11回受賞するほどの超大物ミュージシャンとなった。
※ 2004年1月1日の日付は、ブルーバード・カフェのH.P.から引用。

テイラー・スウィフトは、2018年にブルーバード・カフェで開催された、グラミー賞受賞者のクレイグ・ワイズマン(Craig Wiseman)のライブにサプライズゲストとして登場し「Shake It Off」「Better Man」「Love Story」をアコースティック・ギターで弾き語りした。この時のステージは、クレオパトラ・エンターテインメントから2019年にリリースされた『Bluebird』で見ることができる。

協力:ミシシッピ・リバー・カントリーUSA
Nashville Convention & Visitors Corp

ブルーバード・カフェの場所と行き方

The Bluebird Cafe 4104 Hillsboro Pike, Nashville, TN
ナッシュビル国際空港からレンタカーで行く場合の一例。

 ⇒ 大きな地図で見る