フォクセンワイナリー

フォクセンワイナリー　Foxen Winery

オーガニックなブドウで小規模生産するワイナリー

フォクセンワイナリー（Foxen Winery）は、サンタバーバラのダウンタウンから北西に約51マイル（81.6km）のサンタマリア（Santa Maria）に位置するワイナリー。
⇒ フォクセンワイナリーの場所と行き方

フォクセンワイナリー（Foxen Winery）は、1985年にビル・ワッテン（Bill Wathen）とディック・ドーレ（Dick Doré）が共同設立した。
ビルは、1978年から80年代初頭まで、カリフォルニアのワインの先駆者の一人であり、シャローン・ヴィンヤード（Chalone Vineyard）の創設者であるディック・グラフ（Dick Graff）に指導の下、伝統的なフランスのワイン造りの技術を学んだ。80年代初頭にサンタバーバラ郡に戻ったビルは、長年の友人であり、フランス、イタリア、スペインを旅してワインへの愛情に芽生えたディック・ドーレと一緒にワインを作る計画を立て始めた。そして、1985年に最初のワインを作ったときにフォクセンワイナリーを設立した。フォクセンの名前はディックの高祖父であるイギリスの船長ウィリアム・ベンジャミン・フォクセン（William Benjamin Foxen）から付けた。1800年代初頭にサンタバーバラに来て、1837年に合計9000エーカーのメキシコランドグラントで歴史的なランチョティナクアック（Rancho Tinaquaic）を購入し牧場としていた。その土地のうちの2000エーカーにフォクセンワイナリーのヴィンヤード（ブドウ畑）とワイナリーができたのである。単純明快なアプローチで、持続可能に耕作されたブドウ畑を中心とした小規模生産のワイン造りを徹底している。

2009年に建て替えられたテイスティングルーム foxen 7200

1860年代に鍛冶場として使われていた小屋を、1987年からテイスティングルームとして使用していたが、2009年にソーラーシステムを備えたワイナリーと試飲室「foxen 7200」に建て替えた。ここでは、ボルドーとイタリアンスタイルのワインに焦点を当てている。
テイスティングは、5人以上のグループや、90分間の限定ガイド付き試飲体験は訪問の72時間前までに予約が必要。
詳細や予約方法はホームページで確認を。
⇒ フォクセンワイナリーホームページ

協力：カリフォルニア観光局、Visit Santa Barbara