ヨセミテバレーの日帰りハイキング

ヨセミテバレーの日帰りハイキング

ヨセミテ国立公園には、多くの日帰りハイキングのコースがあります。本格的なトレイルから気軽なピクニックまで多くのコースがありますが、どのコースも美しい風景を楽しむ事ができます。

ミラーレイク・トレイル

ミラーレイク・トレイル

ミラーレイク・トレイルは、平坦な道が続くお手軽な遊歩道です。シャトルバスのミラーレイク・トレイルヘッド停留所からミラーレイクまでは1km程の道程です。そのまま折り返すのではなく、テナヤ川沿いに上流に進めば橋があるので対岸を戻ってくれば、ミラーレイクを周回することとなります。ゆっくりと散策しながら歩いても約3時間のコースです。
但し、ミラーレイクは夏の半ばには干上がって、無くなってしまう場合もあるので、初夏に行くのがお勧めです。
トレイル・レベル ⇒ 初級

 ⇒ 大きな地図で見る

フォー・マイル・トレイルとミスト・トレイル

フォー・マイル・トレイル ~ グレーシャーポイント ~ ネバダ・フォール ~ ヴァーナル・フォール (健脚者向き)

フォー・マイル・トレイルとミスト・トレイルヨセミテ・バレーからグレーシャーポイント(標高 2199m)へ登るフォー・マイル・トレイル(標高 1200m)は、ヨセミテで最初に整備された登山道で、その時代に景色を楽しむために道が整備されるのは初めての事で、画期的な出来事でした。その目的通り、フォー・マイル・トレイルは高度を上げるにつれ、ヨセミテ・バレーの絶景を楽しめるので、人気のトレイルです。
また、ヨセミテ・バレーからネバダ・フォール(落差181m) や ヴァーナル・フォール(落差97m)へ行くミスト・トレイルは、滝の水しぶきが霧となって舞い上がる、マイナスイオンに満たされたトレイルで、やはり人気のトレイです。
しかし、共に単独のコースだと、ピストン・コース(登りと下りが同じ道)となります。そこで、フォー・マイル・トレイルをグレーシャーポイントまで登り、その後は、ネバダ・フォールを目指してパノラマトレイルを歩き、ネバダ・フォールからマーセド川沿いのミスト・トレイルを下り、ヴァーナル・フォールを経由してヨセミテ・バレーへ戻る周回コースがこのコースです。
この周回コースの全長は20kmを超えるアップダウンの激しいコースとなるので、健脚者向きのコースです。時間も丸1日かかるので、食料と飲料を必ず携帯する必要があります。
写真は、グレーシャーポイントから眺めるネバダ・フォール(上流) と ヴァーナル・フォール(下流)です。
トレイル・レベル ⇒ 上級
フォー・マイル・トレイルとミスト・トレイル、それぞれ単独の場合は中級

ミスト・トレイル

水しぶきが霧となり、トレイルに漂っていることからミスト・トレイルと呼ばれています。ヴァーナルフォールは、“春の息吹の滝”という意味です。近くに行けば大量の水しぶきが霧状になっているので、晴れていれば虹が見れる事で有名です。

 ⇒ 大きな地図で見る

ヨセミテ・フォール・トレイル

ヨセミテ滝 Yosemite Fall

ヨセミテ・フォール・トレイルは、アッパー・ヨセミテ・フォールの上に登っていくトレイルです。下から見上げるだけでなく、上から見下ろす滝も迫力があります。また、ヨセミテバレーを見下ろす絶景が広がっています。更に足を延ばしてヨセミテポイントまで行けば、ハーフドームを正面に見ることができる絶景ポイントです。
体力に自信がある健脚者の方は、イーグル・ピークやエル・キャピタンの頂上へ行くのもありです。
トレイル・レベル ⇒ 中級・上級
初級でも、途中の見晴らしの良い場所までは行けます。調子が良ければ、アッパー・ヨセミテ・フォールの上を目指してみましょう。

ヨセミテ国立公園への行き方

車(レンタカー)で、行く場合の一例です。

 ⇒ 大きな地図で見る