グレーシャーポイント展望台 Glacier Point
グレイシャーポイントは花崗岩でできた標高2,199メートルの断崖で、ヨセミテバレーを望むパノラマ展望台です。ここからは、ハーフドーム、クラウズレスト、リバティキャップ、バーナルフォールズ、ネバダフォールズなどの園内屈指のランドマークに加え、周囲のハイシエラの景観も楽しめます。ここはヨセミテの中でも圧倒的な人気を誇る写真撮影スポットだと言えるでしょう。グレイシャーポイントへのアクセスは、ヨセミテバレーから車またはバスで1時間ほど。もしくは、難易度は高いが眺めのよいフォーマイルトレイルをハイキングして行けば、美しい景色も楽しめます。グレーシャーポイントは、積雪時は閉鎖されるので、ここからの絶景を楽しめるのは春から秋の5カ月間となります。
グレイシャーポイントには、パークレンジャーによるイブニングトークショーが開催される屋外シアター、軽食スタンドとギフトショップが入る立派なログキャビン、1924年建設の石造りの建物で現在は博物館になっているジオロジーハットがあります。このジオロジーハットは写真撮影におすすめのスポットです。ハットから望むハーフドーム、ノースドーム、マーセドリバー峡谷の眺望は、一生思い出に残るシーンになることでしょう。ハーフドームがピンク色に染まるサンセット時に行ってみましょう。
(写真はグレイシャーポイントから望む Moon rise)
初心者向け日帰りハイキングトレイル
グレイシャーポイントへ行く道沿いには、およそ12の初心者向け日帰りハイキングトレイルの起点があります。タフトポイントやセンチネルドームへ向かうトレイルはいずれも歩きやすく、ファミリーにぴったり。どちらも同じ駐車場からスタートしますが、反対方向に進みます。標高2,475メートルの花崗岩ドームであるセンチネルドームからは、息を呑むようなヨセミテフォールズの眺望など、360度のパノラマビューを楽しめます。タフトポイントからはまったく異なる景観を楽しめます。真正面にはエル・キャピタンがそびえ立ち、足元から1,067メートル下に見えるヨセミテバレーの谷底の景観は、なかなかスリリングです。下を覗くときは、必ず 手すりにつかまってください。
冬季のグレイシャーポイント
グレイシャーポイントは降雪時(通常、11月~初夏)は閉鎖されますが、スノーシューやクロスカントリースキーに最適なルートです。
協力:カリフォルニア観光局
ヨセミテ国立公園への行き方
車(レンタカー)で、行く場合の一例です。
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