マンザナー国定史跡 Manzanar
第二次世界大戦中の1942年、アメリカ合衆国政府は、アメリカ西部に住む11万人以上の日系アメリカ人と在留日本人に対して、家の立ち退きを命じて資産を没収し、身柄は軍事的な強制収容所に拘禁した。そのような強制収容所はカリフォルニアには10ヶ所あり、ローン・パインの北10マイル(16km)に位置するマンザナーは最も広く知られている強制収容所跡。
⇒ マンザナー国定史跡 の場所と行き方
人里から遠く離れ、風が吹きつけるオーウェンズバレーに広がるこの史跡では、復元された2棟のバラックや、元居住者によって作られたマンザナーの大規模モデル、当時の写真、フィルム、口承による史実、インタラクティブな展示などを見学することができる。
マンザナー・ビジターセンター
マンザナー・ビジターセンター(Manzanar National Historic Site Visitor Center)では、8000平方フィート(743平方メートル)の展示品、書店、および受賞歴のある22分映画『マンザナーの記憶(Remembering Manzanar)』を30分ごとに上映する劇場がある。大きなグラフィックには、第二次世界大戦の全部または一部をマンザナーで過ごした1万人を超える日系アメリカ人の名前が含まれている。
史跡内を巡る5.2キロメートルのループ沿いには、果樹園や建築物の遺構、仏教墓地などが点在してる。
資料協力:カリフォルニア観光局
マンザナー国定史跡の場所と行き方
ロサンゼルス国際空港から車(レンタカー)で行く場合の一例。
Manzanar Manzanar Reward Rd, California
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