カブリヨナショナルモニュメント

カブリヨナショナルモニュメント
Cabrillo National Monument

カブリヨナショナルモニュメントは、最初にアメリカの西海岸に上陸したヨーロッパ人のファンロドリゲスカブリヨの航海を記念して1913年に設立。
1982年9月28日にサンディエゴ湾を見下ろせるポイントロマの見晴らしの良い場所にカブリヨの英雄像が建てられた。
カブリヨの英雄像が建つところは、サンディエゴ湾やコロナド半島を一望でき、サンディエゴのダウンタウンの街まで見渡せる絶景ポイント。
太平洋コククジラが回遊してくる12月中旬から3月下旬頃は、ホエールウォッチングに最適なスポット。この時期に訪れるなら、双眼鏡を持って行こう。
車1台に付き＄15の入場料が必要。7日間有効。（※2018年1月以降）

ファンロドリゲスカブリヨ　Juan Rodriguez Cabrillo

ファンロドリゲスカブリヨは、スペインより新世界の探査を委託されたスペイン人探検家で、1542年9月28日にこの岬の先端に上陸し、アメリカ西海岸に上陸した初のヨーロッパ人となった。
カブリヨは、発見した地をサンミゲル（San Miguel）と名付けたが、60年後に別の探検家セバスティアンビスカイノ（Sebastian Vizcaino）によってサンディエゴに変えられた。
ファンロドリゲスカブリヨは、サンディエゴに上陸した後、更に北へ向かい、サンタカタリナ島、サンペドロ湾、チャンネル諸島、サンタバーバラ、モントレー湾などに上陸した。
サンフランシスコ（サンフランシスコ湾に気付かなかった）よりも北まで航行したが、嵐に行く手を阻まれサンタカタリナ島まで戻り船の修理を行い、越冬に備えていたが、先住民との戦いで負傷し、1543年1月3日に合併症で死亡した。

オールド・ポイント・ロマ・ライトハウス
Old Point Loma Lighthouse

オールド・ポイント・ロマ・ライトハウスは、1800年代の灯台を再現して修復されたもの。
1855年11月15日に見晴らしの良い海抜422フィート（128.6m）の地点に建てられたが、霧や低雲の時は光が遮られるという欠陥があり、1891年3月23日に岬の先端の海面に近い場所に出来た新しい灯台に役割を引き継いだ。
今は、歴史的な灯台として残されている。

Low Tide in the Tidepools

カリフォルニア屈指の潮溜りスポット。タイドプールは、干潮時に水が閉じ込められてできる小さなプールのこと。
この潮溜まりで多くの種類の魚や植物、無脊椎動物などを観察できる。
※ 触れたり採取する事は禁じられている。

ビジターセンター　Visitor Center

カブリヨナショナルモニュメントの歴史を学べる展示やギフトショップがある。

協力：カリフォルニア観光局　サンディエゴ観光局