ペトコ・パーク Petco Park
ペトコ・パーク(PETCO Park)は、2004年4月8日にサンディエゴのダウンタウンにオープンした野球場で、オープン当初からMLB(メジャーリーグベースボール)のサンディエゴ・パドレスが本拠地とする。グランドは天然芝、敷地面積18エーカーで42,445人収容。敷地面積の割に収容人数が少なめなのは通路や座席を広く取り、トイレやフードブースの数を増やして観客の居心地を良くする工夫がなされているからである。
Park at the Park
ペトコ・パークのバックスクリーン(※)の裏側にある芝生の公園で、子供用の野球場、ピクニックエリア、子供の遊び場があり、子供を自由に遊ばせながら芝生の上で寝転がって野球観戦ができる。
グランド内は見えにくいが、バックスクリーンの背面にある大型スクリーンで試合の様子を見ることができる。
サンディエゴ・パドレスの試合がある日は有料だが、入場料金はスタンド席よりも安い。試合のない日は無料で公園として解放されている。
※ 電光のスコアスクリーンは、レフトスタンド上部にある。
ウェスタン・メタル・サプライ・カンパニー・ビルディング
球場建設予定地に建っていた築100年のレンガ造りのウェスタン・メタル・サプライ・カンパニー(Western Metal Supply Company)の旧本社社屋は歴史的な建造物として保存され、ビルの南東角がレフト側のファウルポールとなるようにして球場の一部として残してある。
4階建てのビルの1階はパドレスグッズを販売するマジェスティック・パドレス・チーム・ストアがあり、2階と3階には観覧テラスのあるパーティースイート、屋上にはレストランと観覧席がある。
ペトコ・パーク ツアー
ペトコパークの内部を見て回るガイド付きがある。
ダグアウト(ベンチ)、ブルペン、プレスボックス、パドレス・チーム・ストア、歴史的建造物のウェスタン・メタル・サプライ・カンパニー・ビルディング(Western Metal Supply Company Building)などを80分かけて見学。
観戦チケットの購入やツアーの申し込み
MLB(パドレス)のホームページか、ウェスタン・メタル・サプライ・カンパニー・ビルディング内にある前売り券売り場で申込可。
⇒ MLB(パドレス)のホームページ
第1回大会ワールド・ベースボール・クラシック開催地
2006年に開催された第1回大会ワールド・ベースボール・クラシック(World Baseball Classic)の準決勝、決勝が開催された。
日本がキューバに勝利して優勝。最優秀選手(MVP)は西武ライオンズに所属していた松坂大輔投手。千葉ロッテマリーンズ 里崎智也捕手、シアトル・マリナーズ イチロー外野手が優秀選手に選ばれた。
協力:カリフォルニア観光局 サンディエゴ観光局
ペトコ・パークの場所と行き方
Petco Park 100 Park Blvd, San Diego, CA
サンディエゴのダウンタウンに位置する。
サンディエゴ国際空港から車(レンタカー)で15分。
トロリーはGreen Line 「Gaslamp Quarter Station」が最寄り。
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