アロヨグランデ・バレー Arroyo Grande Valley

アロヨグランデ・バレー Arroyo Grande Valley

アロヨグランデ・バレー(Arroyo Grande Valley)は、ピズモビーチの南東に隣接する街 アロヨグランデの山手に16マイル(25.6km)にわたり、なだらかな緑の丘が続く谷で、ゆるやかに曲がりくねったロペスドライブ沿いに豊かなヴィンヤード(ブドウ畑)が広がり、穏やかな景色を楽しむことができる。

アロヨグランデ・バレーの土壌と気候

土壌は、1億年以上前に形成された岩盤(フランシスカンコンプレックス)の層の上に堆積した粘土質の高いローム層と石灰土からなっていて水はけが良い。太平洋沿岸の霧、涼しい海風により気候を和らげ、成長期を延長することとの相乗効果で、非常に濃縮された風味豊かなブドウが育つ。

アロヨグランデ・バレーといえば、一般的にシャルドネやピノノワールなどが有名だが、土壌や気候は同じようでも、平野に近い場所とサンタルチア山脈にむかって標高が高くなっていくロペス湖貯水池近くでは気温の差から、ジンファンデル、シラー、カベルネソーヴィニヨンを栽培している。

アロヨグランデ・バレーの歴史

アロヨグランデはスペイン語で「広い河床」を意味し、カリフォルニア初期のスペイン伝道所の一つがあった地。
アロヨグランデにおけるワインの歴史は、1880年にディトマス家が最初のワイン用のブドウを収穫したのが始まりだが、その後一世紀近くの間、ワインの発展は無かった。1970年代にグリーノフ一族がディトマス・ジンファンデル(Ditmas Zinfandel)を再生させて市販のワインが生産された。1980年代には、シャンパーニュ・ドゥッツ(Champagne Deutz)のカリフォルニア支部が、スパークリングワインの生産を開始した。

アロヨグランデ・バレーの主なワイナリー

アロヨグランデ・バレー Arroyo Grande ValleyKynsi Winery
 2212 Corbett Canyon Rd. Arroyo Grande
 805-544-8461
Laetitia Vineyard & Winery
 453 Laetitia Vineyard Drive Arroyo Grande
 805-481-1772
Talley Vineyards
 3031 Lopez Drive Arroyo Grande
 805-489-0446
 ※ テイスティングは要予約

資料協力:カリフォルニア観光局

アロヨグランデ・バレーの場所と行き方

Arroyo Grande Valley ロサンゼルス国際空港から車(レンタカー)で行く場合の一例。

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